春先に持っていると重宝するのが、黒のシェルジャケット。高機能なうえ、都会的なアウトドアミックススタイルを構築できる。UOMOエディターたちが「買ってよかった」と思ったアイテムを参考に、お気に入りの一着を見つけて欲しい。
01:MIZUNO FOR MARGARET HOWELL|タスランナイロンプルオーバー
試着フェス®で人気なものは、確かにいい
週末はだいたい子どもと公園にいる。突然雨が降ることもある。一緒に走り回っているうちに暑くて脱ぎたくなることもある。子どもが拾ったどんぐり、石、BB弾などを保管することもある…。そんな平日以上にハードな休日を共にできて、なおかつ自分も着るとテンションが上がる1着を手に入れた。
軽量素材のおかげで、折りたたんでバッグに入れても軽いのでいつでも持ち歩ける。高い耐久撥水性を持つタスランナイロンは、少々の雨や茂みに分け入る時も安心。カンガルーポケットには、どんぐり、石、BB弾など詰め放題。なおかつ、メッシュの総裏仕立てでやわらかな空気感のある着心地は着ていて気分がいい。さすが、前回の試着フェスのアノラック部門第1位! 手前味噌ではあるのですが、試着フェスで選ばれた服って本当にいいんですよ…。
世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。
02:NICENESS|タクティカルジャケット
スラックスに合わせるシェルを選んだ
最近のスタイリングの決め手はスラックス。ストンと落ちるストレートor微テーパードシルエットのパンツを主軸にトップスはタックイン、足元は薄底スニーカーで合わせるのにハマり中。そのせいか、カジュアルすぎるアウターは出番が減った。来たる梅雨シーズンの定番であるシェルジャケットでも、スラックスに合わせても様になるアノニマスな一着を探したところ、ナイスネスで発見。実はブランド史上初のシェルジャケットとのこと。
一見するとただの黒いシェルですが、それだけでは終わらないのがナイスネスの魅力。リファレンスは英国空軍というものの、ここぞとばかりにジップポケットが! 感動したのは袖と裾のポケット。内部にアジャスターを設けることで、絞った時でもドローコードがしっかり隠れる仕様に。実際小雨の降るなか着用しましたが機能面は申し分なし。背面にはかなり大きなメッシュのベンチレーションがあり、今まで愛用したシェルジャケットとは比べ物にならないほど涼しい。梅雨だけでなく、1年通じてヘビーユース確定です。
2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。
03:ARC'TERYX|Alpha SV Jacket
洗濯したほうがいいらしい
実はアークテリクスで買い物をしたのは初めて。年末の校了を終えた流れで、前々から欲しいなと思いつつ買い逃していた「Alpha SV Jacket」を試着するため、編集アシスタントの堀込さんと一緒に原宿店へリサーチ(a.k.aサボり)。
行ってみるとまさかの人数制限。海外のお客さんも多く、日本で買うのが一番安いんだろうなと思いながら混み合った店内へ。「BETA」、「THETA」なども着比べましたが、狙っていた「Alpha」を買うことに。サイズもいろいろ試着しながら、店員さんに話を聞くと「お客さんの場合は本来であればSサイズ、いやXSかな」とガチフィットをおすすめされた。ただ、山を登るわけではないし、なんかしっくりこない…。堀込さんに意見を求めると「ファッションとして着るなら、Mサイズをドローコード絞って着るのがいいと思います」と的確なアドバイスをもらい、そうすることにしました。高い買い物をするときは、客観的に見てくれる人がいると助かります。
店員さんに教えてもらってはじめて知ったのですが、ゴアテックスのシェルは家の洗濯機でガンガン洗っていいらしい。むしろ、汚れがついたまま着続けるのが一番だめで「シャツ感覚で洗ってください」と言われた。とはいうものの、このパリっとした感じがなくなってしまうのが怖すぎて、まだ洗濯できていません。
カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
04:COMOLI|スリーレイヤーコットンシルクパーカ
限りなく、非の打ちどころがないシェルジャケット
普段使いできるシェルパーカはずっと欲しかった。これはコモリの定番展開のコットンシルク生地を、防水・透湿性を備えた3層構造にしたもので、機能的なのにテック感皆無の見た目がまず好み。アウトドアブランドだと、胸元や袖などに否応なしに付いてくるブランドロゴも一切なく、ソリッドなのがなお良い。
防水性については想定通りだけど、透湿性は期待以上。何せ雨の日だけじゃなく、普通の日に着ても快適。蒸れとはまったく無縁。変な熱のこもり方もしない。またこの手のアイテムで、自分はフーデッドのデザインがあまり好きではないのだけど、これはフード収納型で、普段は単なるハイカラ―のブルゾンとして着られるのも非常に気に入っている。
…と、べた褒め&加点だらけの一着なのですが、唯一、気になる点が。それがフラップ付きジップポケット。どんなアイテムでも「ジップ下げ→開」「ジップ上げ→閉」が一般的かと思いますが、これはなぜか逆になっている。いつまでたっても慣れず、狼狽している。次、小森さんに会ったらなぜなのか尋ねてみたいと思ってる。
大人の文化系男子のためのマンガレーベル「UOMOマンガ」では、かっぴー先生と福満しげゆき先生の連載を担当。セルカークレックスの愛猫「ほこり」を飼い始めてからは、静電気を発しない素材や毛が付いても目立ちにくいグレーを選ぶなど、“猫ファースト”のワードローブにシフト中。







