おしゃれな大人に絶大な支持を集める「コム デ ギャルソン」。なかでもファッションプロはどんなアイテムを愛用しているのか? 今回はスタイリストの豊島猛さんの「買ってよかった」3アイテムをまとめてみた。
01:「コム デ ギャルソン・シャツ」のジャケット
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの豊島猛さんが手放せずにいる、「COMME des GARÇONS SHIRT(コム デ ギャルソン・シャツ)」のポリ縮絨ジャケット。ゆるく着ても形が崩れず、きれいめにもカジュアルにも振れるバランス感が、いまの気分にちょうどいいという。
「このジャケットを買ったのは2024年の冬。ギャルソン・シャツのジャケット自体は昔から定番ですが、これは最初から大きめに作られているタイプ。試着した瞬間に“いいな”と思って即決しました。
普段はMサイズを着ることが多いんですが、これはXS。それでも十分に大きい。大きく作られているぶん、ただサイズを上げたときの“だらしなさ”がまったくないんです。身幅も袖もゆるいのに、変な広がり方をしない。
いわゆる“きれいに着るジャケット”というより、力を抜いて羽織る前提で作られている感じ。ネイビーの色味も落ち着いていて、ミニマルだけど、ちゃんと雰囲気が出る。そこが一番気に入っています」
02:「コム デ ギャルソン・シャツ」のシャツ
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの豊島猛さんが2025年春に購入した、「COMME des GARÇONS SHIRT(コム デ ギャルソン・シャツ)」のブルーストライプシャツ。定番のフォーエバーではないラインならではの、ゆったりしたシルエットが、かっちりしすぎず日常に自然と馴染むという。
「このシャツは2025年の春に買いました。ギャルソン・シャツのシャツには“フォーエバー”という定番ラインがあって、フランス生産で、パターンは東京。細番手のコットンを使った、いわば“シャツの中のシャツ”のような存在です。
ただ、今回選んだのはそのフォーエバーじゃないほう。いちばんの理由は、絶妙なゆるいシルエット。ジャストサイズでも自然なゆるさが出るのがいいなと思って買いました。
ストライプのシャツって、選び方を間違えると仕事っぽくなりすぎたり、主張が強くなったりしますが、これはその心配がない。プライベートでも気負わず着られるところが気に入っています」
03:「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の黒スラックス
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの豊島猛さんが4年前に購入して以来、季節を問わず履き続けている「Comme des Garçons Homme Plus(コム デ ギャルソン・オム プリュス)」のスラックス。上品さと“抜け感”のちょうどいいバランスが魅力だという。
「このスラックスを買ったのは4年くらい前です。プリュスのパンツは昔から好きで、最初に買ったのは10年以上前。当時は、いわゆるジャケットとセットの文脈で使える、かなりオーソドックスな一本でした。ただ、そのモデルは廃盤になってしまっていて、しばらく“普通のスラックス”が少ない時期が続いていたんです。
そんな中で久しぶりに出てきたのが、この一本。定番的な位置づけだけど、ほんの少しデザインが入っていて、素材もとろみがある。触った瞬間に“これは良さそうだな”と思いました。店員さんに『好きそうなのがありますよ』と出してもらって、そのまま買った記憶があります」
モードからストリートまで幅広いジャンルのメンズファッション誌をはじめ、ブランドのルックブックや広告などのスタイリングを手がける。定番品の影に隠れた知られざる名品やジャンルを超えたアイテムのリサーチ力は業界でも評判。








