収納力に優れ、存在感も抜群のトートバッグは、大人の着こなしのアクセントに最適なアイテム。ハイブランドの新作なら、個性と品格も存分に主張できる。
01:HERMÈS|ETRIVIERE SHOPPING PM
ユーモラスなプリントが映えるキャンバストート
エルメスのアイコニックなバッグ 《エトリヴィエール・ショッピング》は、鐙からインスパイアされたレザーハンドルとバックルが特徴のキャンバストートバッグ。外装にポケットがないシンプルなデザインのシリーズから、今シーズンは新サイズ「PM」が登場した。コンパクトながら少し縦長で、A4サイズが入る実用的な大きさ。従来通りマチはしっかりとあって自立する構造も健在だ。
動物を描くアーティストとして知られるジャック・ナムのデザインによる《レ・サンジュ(Les Singes,フランス語で「サル」を表す)》プリントの《エトリヴィエール・ショッピング》 PMは新作。2026年春夏のランウェイショーにも色違いが登場し、話題を集めた。エルメスのキャンバス生地のなかでも軽さが魅力のトワルH・プリュムが採用されている。内側に下げポケットを備え、ハンドルは長さが調整可能。縦35×横34×マチ13cm。
02:LOUIS VUITTON|Shopper Tote MM
ショッパーをレザーでラグジュアリーに再解釈
2024年春夏シーズン、ルイ・ヴィトンでのファレル・ウィリアムズの初ランウェイショーで発表された「ショッパー・トート」。オレンジの紙袋にブルーの布ハンドルが付いたショッピング・バッグを上質なレザーで再解釈し、機能的なエレガンスへと昇華した。以後、定番としてラインナップされ、シーズン毎に多彩なカラーやアレンジが登場している。
今シーズンは、モノグラム・キャンバスのように見えるしなやかなカーフレザー仕様がお目見え。レザーに特別な加工を施し、ヴィンテージ風のニュアンスを添えている。2本のトップハンドルは、布ベルトのように見える緻密な仕上げが特徴。オープンスタイルながらカラビナの留め具が付き、型崩れしにくい構造に。取り外し可能なヌメ革のショルダーストラップが付属し、持ち方の幅が広がる。アンティーク調ヌメ革のロゴなど、随所にルイ・ヴィトンのレザーワークの技術力が息づく。縦32×横40×マチ16cm。
03:PRADA|“Prada Buckle” suede bag with belt
「プラダ バックル」シリーズにスエード素材が
ウィメンズのファッションシーンではここ数年、大振りなレザートートバッグをラフに持つスタイルが注目を集めていた。そんな時代のムードをキャッチして2024年春夏にプラダが発表したのが「プラダ バックル」バッグだった。マニッシュなトートバッグの、口まわりのベルトをあえてルーズに外し、無造作に使いこなすことを提案。
2025年春夏には、メンズのランウェイにもスタッズベルトを配した「プラダ バックル」バッグが登場して話題に。以来、配色や素材を変えながら継続展開される“新定番”へと成長。今回は豊富なラインナップの中から旬のスエード素材バージョンをピックアップ。スエード特有のやわらかく上品なタッチが際立つオーバーサイズのシルエットに、スムースレザーのベルトとハンドルが奥行を添える。
このバッグは中央に仕切りを兼ねた大きなポケットを備え、ノートPCやA4書類を収納できるため、ビジネスユースにも最適。内装はナッパレザー(羊革)で、取り外し可能なスエードのショルダーストラップも付属する。機能性とエレガンスが融合したデザインには、プラダが大切にする“二元性の美学”が表現されている。縦34×横48×マチ18cm。
04:GUCCI|Gucci Giglio large tote bag
キャリーオールスタイルの新たな主役バッグ
昨年5月にフィレンツェで行われた、2026年クルーズ コレクションのファッションショーでデビューした〔グッチ ジリオ〕バッグ。本体とハンドルの間が大きくサークル状に開いたユニークなフォルムが印象的だ。さまざまな素材で展開されているこのバッグには、必ずどこかにウェブ ストライプがあしらわれている点も特徴。ソフトレザーのバージョンではハンドルの内側に施され、ひかえめながらシュアなアクセントに。
イタリア語でユリを意味する「giglio(ジリオ)」に由来するこのバッグは、ユリの紋章を持つグッチ創設の地・フィレンツェへのオマージュとして誕生した。どこかクラシックなデザインが、近年のアーカイブ回帰のムードとも響き合う。サークル型のハンドルは手持ち、肩かけの両方に対応し、二つ折りにしてクラッチバッグのように持っても美しい。中はシンプルな一室構造で、GGパターン キャンバスのライニング。ポケット代わりに使える取り外可能なファスナーポーチが付属する。縦47×横42×マチ16cm。
05: BOTTEGA VENETA|Barbara Tote
イントレチャートの“次世代スタンダード”
新クリエイティブ・ディレクター、ルイーズ・トロッターによる新たなシグネチャーバッグ。2026年春夏のランウェイショーでお披露目された「バーバラ」トートバッグは、これまでのボッテガ・ヴェネタとは異なる構築的なシルエットが印象的だ。ブランドの共同創業者、レンツォ・ゼンジャーロが初めてイントレチャートを考案した際に使用した、9×12mmのオリジナルプロポーションによるフェットゥーチェ(革紐)を採用しているのも特筆すべきディテール。
フロントからバックにかけてはしなやかなナッパレザーのイントレチャート。サイドパネルにはスムースカーフレザーを配し、ボクシーなフォルムに仕上げている。ファスナークロージャー仕様で、ハンドルは肩かけできる長さ。付け根にあしらわれた真鍮がクラシカルなムードを添える。内側両サイドに同じくボッテガ・ヴェネタボの「ダストバッグオーガナイザー」を装着できるスナップボタンが付き、アレンジも可能。端正なボクシーシルエットは、ビジネスシーンにも映える。縦27×横37×マチ24cm。
06: BALENCIAGA|LE CITY BAG LARGE
「ル・シティ」にナイロンバージョンが登場
2001年に登場してケイト・モスなど多くのセレブに愛されたバッグ「ル・シティ」。2024年に“再構築されたクラシック”としてカムバックすると、Y2Kのトレンドの追い風を受けて再びブランドを象徴する存在に。復刻された「ル・シティ」は独特の表情と光沢が魅力のアリーナラムレザーに、指ぬきのような円錐台のスタッズがアクセントを添える。フリンジのように揺れる長いジッパープルも印象的。
カムバック後はジェンダーレスなバッグとしてメンズファンも獲得。Spring 26 コレクションでは新素材としてナイロンが採用された。ハンドルやコーナーの補強にはレザーを使用し、編み込みや補強のバックルベルトなどアリーナラムレザー仕様と同じディテールを忠実に再現。取り外し可能なショルダーストラップは、安定感のある太幅のナイロン製。長いジッパープルを用いた遊び心も健在だ。エレガントなルックスはそのままに、ラフに使えるバッグへと進化。スマートカジュアルにもマッチする。縦29×横46×マチ16.5cm
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