ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの秋山貴紀さんが長年愛用する「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」のクライムベリーライト ジャケット。キャンプをきっかけに手に入れた一着が、気がつけば10年間一軍をキープし続ける理由とは?
スタイリスト
秋山貴紀
UOMOをはじめ、メンズファッション誌や広告、CMなど多岐に渡り活躍。現在は俳優やタレントのスタイリングを中心に活動。シンプルかつカジュアルなアイテムで、その人の魅力を自然に引き出すスタイリングが持ち味。
キャンプきっかけで買った一着
軽さとレイヤードのしやすさで、仕事でも活躍
「いちばんの魅力はやっぱり軽さ。この薄さでしっかり防水性があるので、雨の日のロケや移動でも安心感があります。それに、アウターとしてだけでなくインナー的にも使えるのがいい。上からコートを羽織れば防風効果もあるので、シーズンをまたいで長く使えるんです。結果的に、キャンプ用として買ったものが、日常や仕事でも自然と出番が増えていきました」
“アウトドアしすぎない”着こなしがちょうどいい
「普段はアウトドアウェアらしく着るというより、あえて街の服に合わせることが多いです。例えばコモリのパンツやスラックスのような、少し品のあるボトムスと合わせる。いわゆる“シャカシャカ同士”でまとめるよりも、異素材を組み合わせたほうが大人っぽく見えるんですよね。逆にデニムやチノだと少し普通に見えてしまうので、そこは意識しています」
「黒のシェルはその点でも便利で、合わせる色をあまり選ばない。全身黒っぽくまとめても素材感で差がつくし、春っぽい軽い色のパンツを合わせてもちゃんと馴染みます。アウトドアブランドのアイテムですが、あくまで日常の延長で使えるバランスのよさが、長い間着続けている理由ですね」


