ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。スタイリストの片貝俊さんが普段使いしているモンベルの黒ポーチは、形やサイズのバリエーションが豊富。「とりあえず持っておけば、必ず何かに使える」ところが魅力だという。
雑誌やカタログ、広告など幅広いメディアから引っ張りだこ。手に入らなくなることを極端に恐れ、気に入ったものはまとめ買いしがち。
気づけば増えていた、黒のポーチたち
「モンベルのポーチは、気づけば10個くらい持っています。家にはもっとありますが、今日は黒だけを持ってきました。
用途は本当にバラバラで、たとえば車には現金専用のポーチを置いています。駐車場などで急に現金が必要になることが多いので、千円札を多めに入れてストックしているんです。入れすぎっ! て言われますけど(笑)」
「ほかにも、充電器やケーブル類をまとめたり、旅行のときは歯ブラシを入れたり、出張では細々したものを放り込んだり。用途を決めてから買うというより、“家にあったら何かに使えるだろうな”という感覚で増えていきました。
買った瞬間に役割が決まっていなくても、いつの間にか生活のどこかを支えてくれている。そういう“用途が後から自然に生まれる”ところが、モンベルのポーチの好きな点です」
黒で揃えることで、暮らしが少し整う
「普段使っているのは、ほとんどが黒。黄色や青など、派手な色も持っていますが、手に取るのはやっぱり黒ですね。バッグの中身も黒で統一しているので、視覚的なノイズが少なくて気持ちいいんです。
バッグもモンベル率が高くて、トート、メッシュトート、リュック、パッカブルのバッグまで、気づけば全部黒。派手さはないけれど、持っていてストレスがない。“機能のために作られている道具”という感じが、自分の生活に合っているんだと思います」
結局これがいい。生活を支える“実直なプロダクト”
「モンベルのアイテムを好きになったのは、この6年くらい。派手な主張やファッション的なトレンドに寄りすぎず、実用のために誠実に作られているところに信頼があります。
同じ形を長く作り続けてくれる安心感があって、細かな仕様はきちんとアップデートされている。“変わらないけれど、ちゃんと進化している”姿勢が、使う側としてはありがたいんですよね」
「このポーチもまさにその象徴。値上がりはしましたが、まだ手に取りやすく、使い道は無限。買っておけば、いつか必ず役に立つし、生活のどこかを確実に支えてくれる。これからも、気づいたら少しずつ増えていくと思います」