2019.04.09

スタイリストが提案、春を軽やかに暮らすための「ガラスの器」

繊細で美しく、暮らしに軽やかさをもたらすガラスは春をフレッシュに迎えるのに最適だ。作家ものの陶磁器やヴィンテージのクラフトと同じく、大人の間で今ブームになっているガラスを上手に扱い、より身近に感じられるアイデアをスタイリストの小林 新さんが提案!

スタイリストが提案、春を軽やかに暮らすたの画像_1

飾るものを引き立てるガラスドーム

中に飾ったオブジェやグリーンをより素敵に見せてくれるヴィンテージのガラスドームは、ディスプレイとして大活躍。「テーブルの上から本棚までどこに置いても主張しすぎず、自然と馴染みながら程よい存在感を示してくれるのが魅力。飾ったものをほこりから守ってくれるという点でも一役買ってくれますね」。 ガラスドーム¥15,000/pejite 青山 その他/スタイリスト私物

スタイリストが提案、春を軽やかに暮らすたの画像_2

ペン立てに最適な風格のあるボトルグラス

物資が乏しかった戦後の日本で作られていたこのグラスは、コーラのボトルを再利用したもの。「このグラスは単純なリユースではなく、切子細工を施してひと手間加えているのが珍しい。ガラスは厚ぼったく堂々とした風格があり、安定感もあるのでペン立てとしてデスクに置いておくと絵になります」。ヴィンテージのグラス(2個セット)¥18,000/ジーペンクオ その他/スタイリスト私物

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ワイングラスを雰囲気のいい小物入れに

カフスなどの小物を入れたこのワイングラスは、フィンランドで最も古いガラス工場のヌータヤルヴィに所属した名デザイナー、サーラ・ホペアが手がけたもの。「北欧のモダンなデザインのワイングラスにカフスボタンやシグネットリングを入れるだけで、不思議とジェントルマンな雰囲気を演出してくれるのが印象的」。ヴィンテージのワイングラス¥5,000/サンク その他/スタイリスト私物

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アンティーク酒瓶にアクセサリーを掛ける

ぼってりとしたフォルムと手のひらマークがポイントの北欧の古い酒瓶は、時計やブレスレットを掛けておくのにちょうどいいサイズ感。「洗面所で身支度する際、時計やブレスレットを外すと置き場に困るので、こういう使い方も便利ですよね。ボトムが太いボトルは意外と少ないので、探すのも楽しいんです」。ヴィンテージのボトル¥4,000/サムエル・ワルツ その他/スタイリスト私物

小林 新さんプロフィール画像
小林 新さん
スタイリスト。1978年神奈川県生まれ。2006年に独立し、雑誌、音楽、広告などを中心に活躍。洋服のみならず周辺にある美術にもこだわる、職人的な視点のスタイリングに定評がある

サムエル・ワルツ TEL:0422-27-1855
サンク TEL:0422-26-8735
ジーペンクオ TEL:03-3716-1832
pejite 青山 TEL:03-6427-6131

Photos:Jun Okada 
Stylist:Arata Kobayashi
Text:Yuichi Samejima

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