2018.02.02

着こなしの「ヌケ感」作りに役立つ5つのジップアイテム#5

ファッションのプロが自身のスタイルに欠かせない5つのマイ定番を、毎日1つずつ紹介する企画「MY BEST 5」。第7回はエディターの力石恒元さん。

「コーディネートとしてかっちりしすぎるよりはどこか抜けていた方がいい」という力石さんが“前立てがボタン以外の選択肢”として選んだのがジップアイテム。「ストリートやスポーツといったトレンド感をだせて、身につけた時の表情が軽く、ゴテゴテしないジップアイテムが今の気分にしっくりきています」。なかでも出番の多い5つのマイベストアイテム、ラストはこちら。

ALMOSTBLACKのバンドカラーシャツ

「毎シーズン日本とアートに向き合い、大胆なデザインのコレクションを発表するドメスティックブランド。2018春夏は“PLASTIC”というテーマのもと、シルエットやバランスを変化させられるジップづかいが特徴。このバンドカラーシャツも例外ではなく、キモは背面を上下に貫くジップ。しなやかな生地感と今っぽいビッグシルエットで、一見トレンド押しの一品ですが、このギミックによりアウターを脱いだとき、また春先一枚で着たときに“ちょっと気を使ってるヤツ”に見える。なんだってさりげなく背中で語れる男ってカッコよくないですか?」

力石恒元さんプロフィール画像
力石恒元さん
エディター。メンズノンノやウオモをはじめ、男性ファッション誌にて活躍。「春夏はちょっとかわいげやちゃめっ気(おじさんですが…)が出せるようなストライプシャツが気になっています」

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