オーダーメイドのスーツももちろん魅力だが、大人男子、いや日本男子たるものいつかは反物から着物を誂えて粋に着こなしてみたいもの。しかし着物の世界は奥が深く、若輩者が手を出すには敷居も値段も高すぎる…というイメージがあるのでは。



9月23日(水)より伊勢丹新宿店でスタートするARLNATA(アルルナータ)のオーダー会は、ビギナーも気軽に立ち寄れるイベント。なぜなら反物から仕立てるのは着物ではなく、コートやシャツといったデイリーウェアだから。

アルルナータは日本の伝統的な着物をテキスタイルとし、それを用いた和装・洋装を展開するユニセックスブランド。現代のライフスタイルに合ったモノづくりを通じて日本の伝統織物や技術の新たな魅力を引き出す。デザイナーの寺西俊輔氏はあの「エルメス」で経験を積んだ実力派で、当時パリで開催されていた世界的なテキスタイルの展示会プルミエールビジョンにて着物の美しさに衝撃を受け、帰国後にアルルナータを立ち上げた。

オーダー会では、プルミエールビジョンで目を奪われた「牛首紬(うしくびつむぎ)」とコラボレーションし、オリジナルの反物とパターンオーダーを展開。



石川県白山市白峰の白山の麓で800年以上の昔から伝承される「牛首紬」は、鹿児島県の大島紬、茨城・栃木県の結城紬と並ぶ日本三大紬のひとつで、パリコレクションに採用されることも。二頭の蚕が一つの繭を作り上げた「玉繭」から、伝統の技で糸を引き出して作られるシルクはやさしく、ふくよかな手触りが魅力だ。

今回メンズからはコート、ロングシャツコート、クラシックシャツの3アイテムをラインナップ。着物を仕立てる時同様、まずは約50点の反物から好みのものを選び、アイテムをチョイス。一反からコートは一着、その他は2アイテム仕立てることができ、もちろん着物のオーダーも可能だ。



正直値は張るものの、数百年にわたり守り継がれる職人の技と繊細な手仕事を思えば頷ける。日本の美しい伝統を織り上げた究極のデイリーウェアを見て、触れて、まずはその真価を知ることからはじめてみよう。




ARLNATA x 牛首紬 SPECIAL COLLECTION in ISETAN 2020
会期:9月23日(水)〜24日(木)、26日(土)〜29日(火)
※25日(金)はイベント開催のためクローズ
※反物からの洋服仕立てオーダ受付は 27日(日)まで
会場:伊勢丹新宿店 本館7階呉服
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10:00〜20:00
反物 ¥280,000〜
コート ¥220,000(螺鈿仕様 ¥385,000)
ロングシャツコート ¥77,000(螺鈿仕様 ¥154,000)
クラシックシャツ ¥44,000(螺鈿仕様 ¥121,000)
※最終金額は反物代と仕立て代の合計

アルルナータ
https://arlnata.com/index.html