紫キャベツとハーブで染めた「エコなコンバース」、再び
環境に配慮したエコ素材を実験的に使用したアイテムを提案するコンバース イーシーラボから、ハーブと紫キャベツの規格外廃棄食材で染めたオールスターが誕生した。ピンクとグレーとはハッキリ言えないような、食材使用ならではの独特のニュアンスカラーが新鮮だ。

紫キャベツとハーブで染めた「エコなコンバース」、再び
環境に配慮したエコ素材を実験的に使用したアイテムを提案するコンバース イーシーラボから、ハーブと紫キャベツの規格外廃棄食材で染めたオールスターが誕生した。ピンクとグレーとはハッキリ言えないような、食材使用ならではの独特のニュアンスカラーが新鮮だ。

昨年8月にリリースされ好評を博した、廃棄食材染め「CONVERSE(コンバース)」の第2弾が今夏も登場。
環境に配慮したエコ素材を実験的に使用したアイテムを提案する「converse e.c.lab(コンバース イーシーラボ)」から、規格外のジュニパー(ハーブ)とキユーピーグループの規格外のパープルキャベッジ(紫キャベツ)の抽出色で染めた「オールスター」が8月中に発売予定。

カラーはそのまま「ジュニパー」と「パープルキャベッジ」の2色展開。アウトソールはリサイクルラバー入り、中敷はオーソライト エコインソールを採用している。
ちなみに昨年8月に発売され好評を博した第1弾は、「ドリップコーヒーの出涸らし・規格外のマロウブルー(ハーブ)・散った桜の花びら」から抽出した3色展開だった。

このエコ企画の軸となる豊島(株)は、1989年にいち早く天然素材の再生繊維テンセルの取り扱いを始め、現在は国内最大級のオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」も手掛ける繊維商社だ。昨年12月には、あのWWF(世界自然保護基金)ジャパンがタッグを組んだ初の日系ファッション企業として話題になった。

今回2度目となる「コンバース」との協業は、廃棄食料を再活用するサステナブルプロジェクト「フードテキスタイル」の一環となる。意識の高い40歳男子としては、サステナビリティ推進に取り組むファッション関連企業として、“豊島”の名前は憶えておいてよいだろう。
なお、シュータンの裏には本モデルの染料として使われた原材料名が英字でプリントされている。このくらいのさりげないエコ意識が、大人には心地よいはず。