「この春夏、何着か買った」というセットアップのニューコレクションから。全身ニードルズ。



バックスタイルも抜かりなし。AiEのロンTにエンジニアド ガーメンツの膝上ショーパン。キャップも後ろかぶりで少年心を忘れない!


ターコイズブルーのロンTにタイガー柄のショーパンはともにニードルズ。「おうち時間」の優しい語感を裏切るストロングスタイル。



ランカウイ島の露店で買ったエメラルドグリーンのタンクトップに、エンジニアド ガーメンツの膝上ショーパン、真っ赤なキャップ。針の振り切れ具合が最高。


――ファッション面では何か変わったことはありました?

「断捨離で部屋が片づいて、洋服が見やすくなりました。Tシャツも子どもたちにあげたりして…めっちゃママに怒られてるけど(笑)。まず『(あげるなら)私にちょうだいよ』と。次に『今子どもたちが着てる服はどうするの?』って。『今の服がボロボロになって着られなくなってからあげてよ』と…ごもっともですよね。でもみんな喜んで着てるし、また似合うんですよ。エンジニアド ガーメンツもそうだけど、今、彼らめっちゃいいTシャツ着てます(笑)」

――滝藤さんのファッションはそもそもお子さんからは好評なんですか?

「どうだろう。でも次男は僕の影響をすごく受けてると思う。『かっこいい』の基準が完全に僕に似ている気がする。長男と三男は全然興味なし(笑)」

――滝藤さんご自身はどうですか?

「外出できなくてもファッションは楽しんでましたよ。おかげさまでUOMOさんに私服を出させてもらったり(右ページ)。本当はもっとやりたかったですけどね。担当編集さんに聞いたら『編集長がこれくらいで大丈夫だと言ってます』って。まだまだいけたのに…。どこにいてもファッションは“やる気”ですよ。ドラムたたくにはやっぱりロックTじゃなきゃとか」

――通販は利用していました?

「買い物は全然してなかった。ショップのインスタ見て『これいいな』と思ったものは取り置きをお願いしたりしましたけどね。ただ僕の見ているインスタは筋トレ関連がほとんどなので」

――じゃあ、これからは、本格的に筋トレ強化ですね。

「今の身体を2カ月くらいでギューッと絞りきったらまた大きくして。膨らませて削る、膨らませて削るを繰り返す。40代でアクション俳優を目指すって、どうですか? ぜひ僕で『UOMO NUDE』お願いします(笑)」


KENICHI TAKITOH

1976年愛知県生まれ。現在は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」、今冬放送ドラマ「コールドケース3~真実の扉~」を撮影中。その他出演待機作に映画『さんかく窓の外側は夜』(森ガキ侑大監督)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(田中亮監督)。表紙とP.30、31で手にしている植物はお気に入りの私物で、アストロフィツムのV Type。