2020.06.06

カジュアルで楽ちんが信条。大人が憧れる大人、アートディレクター藤村雅史の「ちょうどいいコーデの作り方」

「いかにもファッション業界然とした怖そうなファッションは苦手」というアートディレクターの藤村雅史さんのファッションポリシーとは?

カジュアルで楽ちんが信条。大人が憧れる大の画像_1

PARKA : JIL SANDER+ PANTS : MARNI SHOES : MARNI



――好きな服装の条件は?
 とにかくカジュアルで楽ちんなカッコ。ビシッとした服はまず着ない。靴も革靴よりスニーカー派。適当なのがいい。自分の理想像? そりゃあやっぱりオシャレな人に見られたいです(笑)。オシャレですねって言われるとうれしい。

――ネイビー好きのイメージがあるが。
 もちろん相変わらず好きなんだけど、最近は濃い色ばかりじゃなくてきれいな色を着てみたくって…明るい色を着ると人柄のよさがにじみ出ない?(笑) マルニの太いデニムに、柔らかいニットやスウェットを合わせるのが最近の定番スタイル。朝からスタイリングを考えるのは面倒だから、このパンツにはこれ、みたいな組み合わせがセットアップされていて、日々ローテーションしてます。

――着こなしの参考にしているのは?
『UOMO』です。普段から誌面のデザインをしているときに、あっ、この感じいいなってチェック。3月号で「ワイドパンツ一強時代は終わった」みたいな特集やってたから細いパンツを買ってみたけど、それはちょっと難しかった…。UOMOってほかの競合誌みたいにギラッとした艶っぽい大人の服装に、はっきりNOを突きつけているのが潔い。僕自身、そんなUOMOのような人間でありたいと思ってます。編集部のみんなとかフリーエディターの小澤くんとか…周りの人の着こなしも参考にしています。


Photos:Yuhki Yamamoto
Special Thanks:Mellemau Resort

RECOMMENDED