2020.03.11

【大人のシン・渋カジ#04】やっぱり欠かせない、リーバイスとラルフローレン

80年代から’90年代前半、アメリカへの憧れを原動力に渋谷で流行したスタイル「渋カジ」が今再び気になる。当時も今もやっぱり頼りになり、憧れでもあり続けるの永遠のスタンダードはこの2ブランド。

【大人のシン・渋カジ#04】やっぱり欠かの画像_1

あの頃のリーバイスのいいとこどりだな

ボトムといえばジーンズ、むしろ「リーバイス® 501®」一択だったと言っても過言じゃない。正確には渋カジ熱が終息しつつあった1993年にリーバイス®のグローバルスタンダードモデルとして誕生した「’93 501®」はアメリカ企画の501®とヨーロッパ企画の501®のシルエットやディテールを統合した名モデル。それをさらに現代的にアップデートした本作は大人に優しいストレッチ素材を採用し、バックポケットが大きめで、股上が深くテーパードがほぼかかっていない実直なストレートシルエットながら、ヨーロッパらしい洗練されたフィット感が素晴らしい傑作。『カラーズ 天使の消えた街』(’88年)の影響で流行した右ポケットのバンダナチラ見せに対して、今ならそこにアイリッシュリネンの白ハンカチがあってほしい。ジーンズ¥12,000/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) ニットポロシャツ¥29,000/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) ハンカチ/私物


【大人のシン・渋カジ#04】やっぱり欠かの画像_2

結局ラルフ ローレンは欠かせない

紺ブレにせよ、バッグにせよ、ラルフ ローレンの存在抜きに渋カジは語れない。当時のアップデートモデルを手に入れて今っぽく着こなすのもアリだが、ロンハーマンが別注した、紺ではなく「サックスブルー」のオックスフォードコレクションが爽やかで若々しい。スウィングトップ、開襟シャツ、バケットハットと、アイテムは当時と違うものの、30年たってもワードローブに欠かせない存在のポロ ラルフ ローレンから「力の抜けた」こんなカラーを選んでさらっと着こなせたら大人の余裕を醸し出せるはず。ジーンズは右ページの色違い。ジャケット¥28,000・シャツ¥16,000・ハット¥11,000/ポロ ラルフ ローレン(ロンハーマン) ジーンズ¥12,000/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) シューズ¥44,000/レッド・ウィング(レッド・ウィング・ジャパン) バックパック¥22,000/グレゴリー(グレゴリー/サムソナイト・ジャパン) Tシャツ(3枚組)¥5,000/ヘインズ×ビューティ&ユース(ビューティ&ユース 渋谷公園通り店)


グレゴリー/サムソナイト・ジャパン TEL:0800-12-36910
ビューティ&ユース 渋谷公園通り店 TEL:03-5428-1893
リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120-099501
リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238
レッド・ウィング・ジャパン TEL:03-5791-3280
ロンハーマン TEL:03-3402-6839

Photos:Seishi Shirakawa
Hair&Make-up:Rumi Hirose
Stylist:Junichi Nishimata
Model:Takumi Nishimura

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