渋谷将之さん
ソンデコネ シェフ
パリの名店でスーシェフを務めたのち現地で独立。10年の研鑽を重ね、2018年帰国して渋谷の松濤にビストロをオープン。ナチュラル派のワインと自由な発想の料理で人気沸騰中。

「昔からシンプルなものが好きですが、今ワードローブの多くを占めるのがエンジニアド ガーメンツ。パリでの修業時代、苦労をともにした仲間の一人、オーボン・ヴュータンの河田力也シェフから教えてもらったのがきっかけです。スタイルのある彼は僕にとってファッションリーダー。実際に着てみたらなんだか心地よく感じるデザインなんですよ。すごく気に入りました。パンツはどれも好みのテーパードにお直しすることが多いです」。


MON軽やかなセットアップは着続けても飽きない

「エンジニアド ガーメンツ(EG)のセットアップはある種、無造作な仕立てがいい。足元はほぼ毎日コンバースのチャックテイラーで、これがいちばん落ち着きます」。ニットはセント ジェームス。



TUEネイビーを基調にした都会的な着こなし

「基本的に着る色はネイビーかグレーばかりで、たまにオリーブが入るくらい。今日もEGのベストとパンツに、デザイナー本人がいた頃のマルタン・マルジェラのニットを合わせています」。


WED裾丈のバランスで遊ぶ大人のカジュアル

EGのボンバージャケットにスタンドカラーシャツを合わせた品のいいスタイリング。「シャツの裾を出してアクセントにしたり、せっかくなので冬はレイヤードを楽しむようにしています」。



THU差し色は赤なら落ち着く今日はチェックのストールで

「コンバース以外で唯一愛用しているのが履き心地もデザインも好みのニューバランスM1700。以前、欲しいモデルの写真を河田シェフに見せたら型番を教えていただけました(笑)」。


FRIセットアップはややビッグなシルエットがいい

「たとえセットアップだろうとEGのパンツは太めなのでテーパードにお直し(笑)。このシルエットバランスがいちばんです」。



SATシンプルなコーディネートに赤のコンバースでスパイスを

「EGのモッズコートは着るたびにいい感じに味が出るので手放せません」。ジーンズはヴィンテージのリーバイス。


SUNソックスの赤の絶妙なかわいげがポイント

「少しずつ買い足していたらカラバリが揃いました(笑)」と話すセットアップはやはりEG。ニットはセント ジェームス。


Photos:Kanta Matsubayashi
Text:Takako Nagai