2020.01.18

【大人の1週間コーデ】アートディレクター藤村雅史さん「マルニの絶妙なかわいさに頼って」

さまざまな分野で活躍する男たちの1週間の着こなしに密着。彼らは、冬に何を考え、自らのワードローブを組み立てているのか。アートディレクターの藤村雅史さんは、大人らしい華やぎをマルニで取り入れていた。

藤村雅史さん アートディレクター 本誌をはじめ数多くのファッション誌でアートディレクターを務める。エディトリアルに限らずブランドデザインから広告まで幅広く活躍。マルニ愛好者として本誌にたびたび登場。

「仕事柄、雑誌を背負って撮影に立ち会うこともありますから場にふさわしいファッションの華やぎは必要。それにもういい年ですから、簡素すぎる服装はあまりに地味な人になりかねない。となると結局、今季のワードローブも相変わらずマルニに頼るのですが(笑)、ここは大人が手に取りたい上質さに加えて絶妙なかわいげがある。この冬の気分としては、マイ定番のグレーやネイビーに加えてカーキやブラウンなど色の幅が広がりました」。


MONビッグアウターならパンツはやや細めが気分

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_1
「マルニのリバーシブルのレインコートを主役に、パンツは細身をセレクト。あんなにワイドパンツが好きだったのに、今年はこれくらいが気分なんですよね…」。パンツはマーカウエア。

TUE新しいセットアップはコート×パンツ

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_2
マルニのコートをランウェイのスタイリングと同じくセットアップで着用。「最初はパンツだけ購入したものの結局コートも欲しくなりました」。インのシャツがチェックなのもポイントだ。

WEDオーバーサイズすぎないのが今季のセオリー

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_3
「すべて“ちょっと”ビッグなアイテムでスタイリング。前シーズンまではたっぷりクッションするパンツや超ロング丈コートだったのに…」。服はすべてマルニ、シューズはフェラガモ。

THU暗い雨の日だってチェックパンツで華やかに

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_4
「チェックパンツは昔から好きで買い足し続けていますが、カーキのコートでさらに色を盛るのは自分としては新しい」。

FRI上質な仕立てのコートだからシンプルだけど存在感あり

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_5
キャメルのコートからエクリュのニットがのぞき上品な仕上がり。「シンプルでも明るい色と上質な素材だったら成立しますよね」。コートはマルニ、ニットはオーラリー、パンツはアンルート。

SATプリントではなく刺繡が大人のかわいげかも

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「アーダーエラーの刺繡入りニットはギリギリ着こなせるかわいげです(笑)」。マフラーはアミ、その他はマルニ。

SUNイエローのリフレクターで海でもかわいく、安全に…

【大人の1週間コーデ】アートディレクターの画像_7
「趣味の釣りではヘリーハンセンが欠かせない。これはフルビーケーとのコラボで、オリジナルカラーとパイピングが魅力」。

Photos:Mitsuo Kijima 
Text:Takako Nagai

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