澄んだブルーストライプのセットアップ。シャツジャケットをインにしたウエストには「CD」のイニシャルをかたどったコブラバックル・ベルト。美しい素材使いとストリート感のある小物とのマリアージュ。それもキム・ジョーンズがディオールにもたらした新しいコードだ。一体型のジャケット&シャツ¥180,000・パンツ¥90,000・ベルト¥82,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

クチュールの技巧をメンズのワードローブへ。コートに描かれるのは1947年の創業当時に構えた最初のブティックでも壁面を飾ったテキスタイルのトワル ドゥ ジュイ(フランスの古典的プリント生地)。象徴的なマテリアルに、さらに透けるオーガンザを重ねて。コート¥1,950,000・シャツ¥135,000(参考価格)・パンツ¥105,000・ベルト¥82,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

右岸から左岸へ、セーヌにかかる橋を越える。シルクのブルゾンとパンツに合わせたシューズは、アウトドアギア風のドローコードがシューレースになったスニーカーブーティ。美しい服に小物でストリートの匂いを忍ばせるのがキムならでは。ブルゾン¥370,000・パンツ¥90,000・シューズ¥130,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

パンツの素材は、メンズのテーラーリングアイテムに使われる裏地のようなシアーなもの。それに対して、ダメージ加工で武骨な表情となったレザージャケット。意外性のあるコントラスト。レザージャケット¥460,000・パンツ¥90,000・ベルト¥82,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

パリ左岸にて、ピュアホワイトのしなやかなラムレザーシャツを。アルチュール・ランボーの詩が書かれた石壁にもたれた背中には、カナージュ(格子)模様がレーザーカットで表現される。これはディオールのクチュールのゲストが座っていた椅子の座面の網目から採られたメゾンの象徴的モチーフだ。レザートップス¥510,000(参考価格)・パンツ¥180,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

「タイユール・オブリーク」と呼ばれる非常に深い合わせの仕立ては、対角線を強調した優美なシルエット。これは1950年秋冬のコレクションにムッシュ ディオールが発表したルックへのオマージュだ。素材は夏向きの涼やかなタッチのカシミヤ&モヘア。ジャケット¥330,000・パンツ¥110,000・ネックレス¥230,000・スニーカー¥125,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

メゾンを支える勤勉なお針子たちの象徴、そしてムッシュ自身のラッキーモチーフでもある“BEE”。最新コレクションのトップスには、KAWSがアレンジしたX形の目をしたビーズ刺繡のハチたちが踊る。トップス¥620,000/ディオール(クリスチャン ディオール)

妻夫木 聡

SATOSHI TSUMABUKI

俳優。1980年生まれ。映画、舞台で幅広く活躍。昨年秋には舞台『贋作 桜の森の満開の下』でパリ公演も果たした。今年6~7月には世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009『キネマと恋人』再演に主演として登場する。


クリスチャン ディオール
TEL: 0120-02-1947
www.dior.com

Model:Satoshi Tsumabuki
Movie:Masanori Omori
Photos:Takao Oshima
Hair&Make-up:Katsuhiko Yumi[THYMON]
Stylist:Tsuyoshi Noguchi