期待の3シーズン目!


敏腕ファッションデザイナーのルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)をゲストデザイナーに起用したカプセルコレクション「Theory Project by Lucas Ossendrijver(セオリー プロジェクト バイ ルカ オッセンドライバー)」が、10月6日(金)に2023年秋冬の立ち上がりを迎えた。


この発売を記念したポップアップスストアが10月18日(水)より伊勢丹新宿店メンズ館7階で開催される。期間は10月31日(火)まで。




都会的なライフスタイルを意識し、「同じ言語を違うアクセントで表現しています」とオッセンドライバー自身が語るコレクションは今秋冬で3シーズン目。トータルコーディネートはもちろんだが、既存の「Theory(セオリー)」本体とのミックスコーディネートにおいてもラグジュアリーなハーモニーを奏でる。



コート¥132,000






ブルゾン ¥79,200





汎用性の高さも魅力。オリーブグリーン、オーバジーン、ガンメタルグレー、キャメル、アイボリーなど、メンズの基本色とも言えるカラーパレットに彩られたアイテム群は、メンズの定番にオッセンドライバーならではのひねりを加えたもの。手持ちのワードローブとフレキシブルに合わせることができる。


今秋冬のトレンド最右翼であるボンバージャケットもミリタリー由来のデザインが悪目立ちせず、大人男子好みの上品な佇まい。ラグジュアリーの真髄を理解したオッセンドライバーの手腕が光る。






Lucas Ossendrijver





参考までに、オランダ人デザイナーのルカ・オッセンドライバー(1970年1月31日生)の華麗なるメンズファッション経歴を辿っておこう。彼の出自を決定づけるデザイナーはエディ・スリマン(Hedi Slimane)とアルベール・エルバス(Alber Elbaz)の2人である。


エディ・スリマンが手掛けていたころの「Dior Homme(ディオール オム)」で2001年からアシスタントデザイナーを務めていたオッセンドライバーは、2005年に「LANVIN(ランバン)」のメンズデザイナーに就任し、2006-07年に初コレクションをパリで披露。以来、ウィメンズを手掛けるアルベール・エルバスの指揮のもと、フランス最古のクチュールメゾンにおけるメンズプレタポルテを切り盛りしていた。


10年余りの蜜月の後、2015年10月にエルバスの退任(2016年春夏がラストコレクション)が発表。続いて2018年11月にはオッセンドライバーも退任する流れに。2019年春夏シーズン(2018年6月発表)を最後に、オッセンドライバーはファッションの表舞台からは遠ざかっていたのだ。







その3年後となる2021年9月に、ファーストリテイリンググループ企業であるリンク・セオリー・ジャパンが手掛ける「セオリー」が、オッセンドライバーとパートナーシップ契約を締結。翌年9月、都会的なライフスタイルを意識したコラボカプセルコレクションが発売された。



2022年秋冬のデビューコレクションに次ぐ春夏も好評を博し、円熟の3シーズン目を迎えた「セオリー プロジェクト バイ ルカ オッセンドライバー」。スーツからカジュアルまで揃うポップアップに行ってみよう!





Theory Project by Lucas Ossendrijver Pop-up Store
シーズン:2023年秋冬
場所:伊勢丹新宿店メンズ館 7階
期間:2023年10月18日(水)~10月31日(火)
Theory Project by Lucas Ossendrijver

Text: Takafumi Hojoh