【大人のユニクロ】10月6日発売。「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」のダウンを大人男子が着てみたら…
大人男子に支持される「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2023年秋冬を、10月6日(金)の発売に先んじてプレスルームで試着ルポ。大注目のダウンほか、ヘビロテ必至アイテムをリアルにお届けする。前編はアイコンカラーのブラウンにフォーカス!

【大人のユニクロ】10月6日発売。「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」のダウンを大人男子が着てみたら…
大人男子に支持される「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2023年秋冬を、10月6日(金)の発売に先んじてプレスルームで試着ルポ。大注目のダウンほか、ヘビロテ必至アイテムをリアルにお届けする。前編はアイコンカラーのブラウンにフォーカス!

10月6日(金)に発売決定!
大人男子に支持されるコラボ特別コレクション「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」の2023年秋冬シーズンが、遂に情報解禁。発売に先んじて、注目アイテムをモデルの松本雄司がプレスルームでチェックした試着ルポを、前編と後編の2回に分けてリアルに詳報する。




先の9月15日(金)に発売された「UNIQLO(ユニクロ)」の新ライン「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」がウィメンズだっただけに、松本雄司も前のめり。
2023年秋冬のテーマは「Modern Essentials(モダン・エッセンシャルズ)」。ワンランク上の上質な“LifeWear”は、まさに大人好みだ。
①ツイルオーバーサイズチェックシャツ
¥3,990

真っ先に松本がピックアップしたアイテムがこちら。白Tシャツの上にラフに羽織りたい「ツイルオーバーサイズチェックシャツ」は、今秋冬も継続気味であるオーバーサイズトレンドに即している。手持ちのチェック柄のほか、エクリュやブラウンなどの無地も揃う。
松本:モスグリーンもオレンジも濃いブラウンベース。どっちを試着すべきか迷います。




ここで改めて、2016年秋冬に始動したコラボ特別コレクションの「ユニクロ ユー」について少々。デザインはパリ発。敏腕デザイナーのクリストフ・ルメールが率いる、ユニクロパリR&D(リサーチ&ディベロップメント)センター所属のデザインチームからの提案だ。
2023年秋冬のムードは、テラコッタともカーキとも違うチョコレートブラウン。暖かみのある茶系カラーパレットが「ユニクロ ユー」のアイコンカラーとして認知されているが、今秋冬は特に濃厚である。

ネルシャツの次はパンツ。レギュラー商品の「ユニクロ」であればスタンダードから逸脱することは稀だが、パリのエスプリを注入した「ユニクロ ユー」のパンツは違う。シルエットやカラーなど、トップスよりもトレンドが顕著に反映されるだけに期待も高まる。
松本:わかっちゃいました。太いです。
②リラックスフィットジーンズ
¥4,990

太さとともにカラバリが衝撃。
なんと、今秋冬は定番人気のリジッドデニムが存在しない。「リラックスフィットジーンズ」のインディゴはアンティークウオッシュのみで、代わりにオリーブやブラウンなどのカラーデニムが加わった。バギー未満のリラックスフィットは90年代テイスト。ブラウンデニムが色落ちすると、どのような風合いになるのだろう。
③ワイドフィットチノ
¥4,990




松本の先に編集部員がチェックした試着ルポでも超が付くほどの大人気。迫力のワイドテーパードフィットが魅力の「ワイドフィットチノ」はマストバイならぬ、同サイズやサイズ違いなど「まとめ買い推奨」。
松本:このチノパン、僕が今はいているパンツの倍の太さがあります。新鮮ですし、試してみたい。
ポケット内部に施されたコイン用の仕切り、幅広のベルトループなど、ミリタリーインスパイアのディテールにヴィンテージマニアも唸る。ハリとコシのあるコットンツイルに洗いが掛けられ、購入したその日から朴訥とした雰囲気を醸し出してくれる。

上下が揃ったところで小物を吟味。
実は、「ユニクロ」レギュラー商品や「UNIQLO and JW ANDERSON(ユニクロ アンド JW アンダーソン) の秋冬で見掛けるニット帽は、「ユニクロ ユー」に関してはレアアイテム。ここ数シーズンはバケットハット一辺倒だったが、待望のニット帽が舞い降りた。
松本:そういえば、2020年秋冬から足掛け4年も試着させてもらってますが、「ユニクロ ユー」でニット帽は初めてかもです。違いはどのへんでしょう?
④ニットビーニー
¥1,990




柔らかなウールブレンド素材のコンパクトサイズ。ミディアムゲージのリブ編みで、奥行きのある色味が飽きさせない。ちょこんと頭に「ニットビーニー」を乗せて石畳を闊歩するパリジャンをイメージしたい。
松本:整いました。宜しくお願いします。
ここからは刮目して見よ。「ユニクロ ユー」2023年秋冬のマストバイアウターを試着!
⑤パデッドボリュームジャケット
¥12,900

このボリュームを料理すべし。
編集部員の最速試着でも太鼓判が押された「パデッドボリュームジャケット」のオリーブとブラウンを手持ち。他にもブラックと薄いベージュもラインナップする。ちなみに中綿入りアウター扱いの「パデッド」カテゴリーであり、ダウンジャケットではないので注意。その分、価格も手ごろで人気爆発待ったなし!




ミニマルデザインが極まるファスナーとスナップボタンのコンビネーション。細かな体温調節と着こなしのニュアンス付けが可能なうえ、サイドポケットにもファスナーが付くなど防寒面も防犯面もぬかりなし。もちろん、パンツは先ほどの「ワイドフィットチノ」が相性抜群だ。2点セット買いで1万円台。
松本:はんなりとした膨らみ。思った以上に首もとが立っていて寒風もしのげそうです。




一般的な中綿・ダウンジャケットのミドル丈。口もとまですっぽり覆われるほどスタンドカラーに存在感がある。マッチョやマスキュリンなど、横に広がる見た目になりがちなミドル丈アウターに縦方向のベクトルが加わった。奥のラックに掛かった同アウターのチョコレートブラウンは編集部員による最速試着ルポを参照して欲しい。
そして、「パデッド」アウターはもう1点。
⑥パデッドステンカラーコート
¥16,900

大人男子はきっと、スーツの上に羽織れる「パデッドステンカラーコート」と「パデッドボリュームジャケット」で迷ってしまうはず。シングルトレンチの形状で、襟まで中綿が施されたパデッド仕立ての愛らしい一着。ベルトで絞るなどシルエットの変化も楽しみたい。
今秋冬の「ユニクロ ユー」では最高値の16,900円(税込)。毎シーズン、コラボ特別コレクションの先鋒が定位置の「ユニクロ ユー」で防寒ロングアウターは珍しい。ダウンに移行するまでヘビロテ必至。
⑦Uバックパック ¥4,990
⑧Uドローストリングバッグ ¥2,990
⑨Uドローストリングバッグ(ミニ) ¥1,990




ここからは一気にバッグ類を紹介。「Uバックパック」は隠れ人気を博しそう。内側にはノートPC収納も完備。底面のファスナーを開けると便利なスペースが登場し、ジム用シューズがちょうど収まるのだ。
前春夏に登場した「Uドローストリングバッグ」が継続。親子持ちしたいミニサイズが仲間入り。
⑩Uミニメッセンジャーバッグ ¥1,990
⑪(下)チャンキーストール ¥2,990

ほか、レトロな弁当箱を彷彿とさせる「Uミニメッセンジャーバッグ」は新作。ひざ掛けにもなる大判の「チャンキーストール」と先述の「ニットビーニー」のコンビネーションで、リブ特有の肌触りを楽しみたい。
松本:石膏のような色味のビーニーは白やオフホワイトに合いそう。秋の始まりから被れます。

これぞ、今秋冬の「ユニクロ ユー」を象徴するモダン・エッセンシャル。オフホワイトのトップスとライトグレーのニット帽を合わせ、ベージュのチノパンで締めたクールなミニマルスタイルだ。スタイリングは丁寧に。市販のカットソーや定番シルエットのチノを合わせただけではこの境地にはたどり着けない。
松本:隣のブルゾンが気になる…。
⑪ナイロンスタンドジャケット
¥9,990




ノンシャラン、いなたさ、上級者向きかもしれない「ナイロンスタンドジャケット」。
表側は軽量のリップストップ素材で、裏側はフリース仕立て。裾には両サイドにアジャスターがあり、たっぷりと空気を纏う着こなしも面白い。リバーシブルでお得感は今秋冬随一であることは間違いない。
⑫スウェットタートルネックT
¥3,990

インナーはこちら。ニットほど上品過ぎず、クルーネックスウェットよりもクラス感がある、ありそうでなかなか見つからない「スウェットタートルネックT」はデザインの勝利だ。変形ラグランスリーブで、首もとにもゆとりがあるナチュラルフィット。
肝心の裏地だが、起毛ではなく編地。体温がこもらないので春先まで使える。




もちろんファスナーも180度回転のリバーシブル仕様。「ナイロンスタンドジャケット」を反転させると「ユニクロ」でお馴染みのフリースブルゾンの形になる。ワンランク上のコラボ特別コレクション限定フリース、初見で「ユニクロ ユー」と見抜けたならば玄人認定だ。
⑮ブラッシュドジャージープルパーカ ¥4,990
⑯ブラッシュドジャージーパンツ ¥4,990

以上、秋の訪れを感じさせるブラウンやアースカラーを中心とした「ユニクロ ユー」2023年秋冬コレクションの試着ルポ、その「前編」は終了。だが、まだたったの五合目であり「後編」が残されているのだ。
松本:黒がありますよね。カラバリに。
そう、アイコンカラーだけでもお腹いっぱいのところ、購入モチベーションにトドメを刺すブラックやチャコールなどのダークトーンも用意する盤石の「ユニクロ ユー」。待ちきれない松本は、ワンマイルウェアのセットアップを手に試着室へ行ってしまった。

オマケの1枚。
いつものスウェット素材とは趣きを異にする、布帛素材のブラッシュドジャージーを採用したスタイリッシュな大人セットアップ。袖口に注目すると、リブではなくゴム仕様だ。ブラックを中心とした後編は発売日の10月6日(金)直近に公開予定。
もちろん、黒ダウンも紹介。乞うご期待!
2023年秋冬、ユニクロの旬をもっと!
Photographer: Takahiro Michinaka
Text: Takafumi Hojoh
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