パタゴニアのバギーズショーツは爽やかな気持ちになれる名品だ。街着として取り入れるための正解は? 5インチと7インチ、それぞれのおしゃれな着こなしスナップを紹介。

パタゴニアのバギーズショーツとは?
パタゴニアを代表する名品「バギーズ」は、水陸両用で使える速乾性に優れたナイロン製ショーツ。軽量で通気性が高く、裏地付きで快適な着心地が人気の理由だ。シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションで、アウトドアからタウンユースまで幅広く活躍。2018年よりリサイクル素材を採用し、環境に配慮した仕様にアップデートしている。
5インチ・7インチの特徴
言わずと知れたパタゴニアのバギーズは股下が2タイプある。5インチのバギーズ・ショーツは膝が出て、短いぶんロングよりもワイドシルエットに見える。7インチのバギーズ・ロングは膝にかかるくらいでやや細く見える。
パタゴニアのバギーズショーツ(5インチ)の着こなし
1. 夏に子どもと遊ぶにはもってこいのショーツです

貝瀬慎太郎さん(29歳・会社員)
「子どもと外で遊ぶことが増えると、フルレングスだとさすがに暑い……。バギーズショーツは汚れを気にせずアクティブに動けて、とても重宝しています。お気に入りはビビットな色で、一気に夏らしい雰囲気にしてくれる。着こなしはアウトドアに寄せたくないので、シャツを合わせてバランスをとるように意識しています」。

「深いポケットは走っても中身が出る心配がないのは嬉しい。汚れは洗えばすぐ落ちますし、生地もとても丈夫。速乾性もあるので、ガンガンはけちゃいます。休日はこれなしでは過ごせないくらいに頼りきりです!」。
2. 黒ショーツなら街着としても使いやすいです

西村陽一さん/37歳・美容師
「休日、近所へ出かけるときに愛用しています。黒は汎用性が高く、はき心地はノンストレス。以前、沖縄に住んでいたときは毎日といっていいほど、ヘビロテしていました(笑)。ショーツスタイルには必ず長袖を合わせています。今日は、かわいらしいバスクシャツにノースフェイスのフィッシングベストを重ねて不思議なバランスに」。

「ゆとりのある腿幅は窮屈さがなく、はきやすい。家にあったらとりあえずはくか、という安心感がありますね。今年のフジロックでもお世話になります!」。アウトドアシーンでも大活躍は間違いない。
3. 海でも街でも。実用的な一本に夢中です

小坂憲太郎さん/40歳・YUICHI TOYAMA. PR
「ランニングする時も、海に行く時も。だいぶ前から愛用している一本です。テック系のアイテムはあまり持っていないんですが、このパタゴニアのショーツは特別。今日はヨーロッパの港町にいそうな装いをイメージしました。アウトドアやスポーティなショーツを品よく見せるには、素足に白キャンバススニーカーを合わせるのがいい。足元はヴァンズのオーセンティックです」

「バギーズショーツを着用するのはランニングや海水浴などのアウトドアアクティビティ時」と小坂さん。ファッション要素にもなりうる実用的な一本は、動きやすいレングスの5インチがベスト。
パタゴニアのバギーズショーツ(7インチ)の着こなし
4. 夏を乗り切るための必需品です

潮海 翔さん/30歳・会社員
「最近の夏は暑すぎて、ほぼ毎日ショーツ。昔から愛用しているものはサイズが合わなくなってしまい、新調しました。リネンっぽい素材とナチュラルな色合いが自分好み。今日はショーツにTシャツを合わせ、スポーティな雰囲気に全振り。味気のない無地Tではなく、プリントもので着こなしにアクセントを加えました」。

「以前は5インチでしたが、最近試したら短すぎて……7インチに落ち着きました」。ショーツに合わせるのはミドルソックスが定番。アメリカの高校生みたいな着こなしで、アクティブに過ごしたくなる。
5. 上質な黒Tにも負けない安心の質感。さすが名品!

谷口 淳さん/38歳・会社員
「バギーズショーツは、いわゆるワンマイル着として愛用しています。あとは海に行くときも必ず。ネイビーも持っていますが、ナイロン地にハリがあって、安心感を抱けるのがいい。光沢のある上質なバトナ―のTシャツと合わせても違和感がありません。黒ばかりだと重たいので、足元にはベージュが混ざったNBの610を」。

「ニューバランスの『610』はミリタリートレーナーっぽさもあって、テック系のショーツと相性がいい。ソックスはファミマのもの。たるませずにこの長さでおさまるソックスって意外と少ないんです」。