2023.05.04

【大人が選ぶべき新定番】リーバイス、カルバン・クラインのデニム、バナリパのチノ… パンツまとめ8選

2023年春夏シーズンも新作アイテムが続々登場。その中から「明日の新定番」になり得るデニムやチノ、スラックスの逸品をまとめてみた。

【大人が選ぶべき新定番】リーバイス、カルの画像_1

大人の新定番とは?



大人が選ぶべき定番は常に更新されていくものです。だからといって、やみくもに流行を追いかけたり無駄な出費をしてはいけません。いま本当に必要なもの、春を前に真っ先に手に入れておくべきものを的確に選んで買いましょう。悩めるあなたを開眼させる新しいスタンダードアイテムと、それらを見極めるヒントとなる強力なアイデアを厳選!



大人が選ぶべき 新定番パンツ

「カルバン・クライン ジーンズ」のブラックデニムと「エドウイン フォー マーガレット・ハウエル」のホワイトジーンズ

01.CALVIN KLEIN JEANSのブラックジーンズ 【ブラックデニムは太く長く】 02.MARGARET HOWELL×EDWINのホワイトジーンズ 【ホワイトデニムは白すぎない】

なぜ必要? ブラックは年がいなくハードな印象にならないよう、ホワイトは意図せず艶っぽく見えないよう、それぞれ太さや色調をアップデートする必要がある。

何を選ぶ? ブラックなら懐かしのカルバン・クラインの裾までストレートに落ちる’90年代ルーズフィットが再び新鮮。ホワイトは明度を落としたやわらかい雰囲気のものを。マーガレット・ハウエルとエドウインのコラボ20周年記念の一本はほんのり黄みがかった色出しが素朴なムード。

(A)ジーンズ¥27,500/カルバン・クライン ジーンズ(カルバン・クライン カスタマーサービス) (B)ジーンズ¥39,600/エドウイン フォー マーガレット・ハウエル(マーガレット・ハウエル)





Levi’s®×JOURNAL STANDARDの501®ブルージーンズと Levi’s®×ÉDIFICEの501®ブラックジーンズ

03.Levi’s®×JOURNAL STANDARDの501®ブルージーンズ 04.Levi’s®×ÉDIFICEの501®ブラックジーンズ 【新しい501®の最適解を見つける】


なぜ必要? 永遠の定番501®だが、実は自分にとっての最適なフィットを心得ている大人は少ない。気分やスタイリングに応じて変える手もある。501®の最適解を見つけてこそ、いい大人の着こなしの通過儀礼を果たせる。

何を選ぶ? 501®が150周年を迎える今年、ジャーナル スタンダードとエディフィスが、それぞれ最適と考えるワイズとレングスを組み合わせた14型のデニムをブルーとブラックで別注。501®迷子の大人でも確実に生涯最高の一本に出会える。

ブルージーンズ(各)¥15,400/リーバイス® フォー ジャーナル スタンダード(ジャーナル スタンダード 表参道) ブラックジーンズ(各)¥15,400/リーバイス® フォー エディフィス(エディフィス 新宿店)





バナナ・リパブリックのチノパン ユーゲンの編み込みレザーベルト

05.BANANA REPUBLICのチノパン 【チノパンは絞らない】

なぜ必要? 広く流通しているテーパードのきいたチノパンではなく、オーセンティックなストレートの一本を久しぶりにはきたい。武骨なフォルムを洗いざらしではくくらいが男の色気を感じる。ついでにベルトのバックルは繊細なゴールドで主張したい気分。

何を選ぶ? バナリパの王道チノパンにストレートシルエットが初登場。チノクロスに起毛をかけ、スムーズな質感に仕上げたことで品もある。ユーゲンのベルトは繊細に編み込まれたレザーに上質さが見て取れ、小型のバックルがモダン。ゴールドの輝きに十分な存在感があるから、これくらい小ぶりのサイズが適切。

パンツ¥12,000/バナナ・リパブリック ベルト¥41,800/ユーゲン(イデアス)





Wrangler×URBAN RESEARCH iDのツータックスラックス Godard Haberdasheryのクロコダイルベルト

06.Wrangler×URBAN RESEARCH iDのツータックスラックス 【ブラックパンツの素材は軽く印象は重く】


なぜ必要? 大人にとって黒のドレスパンツは必需品。トップスはタックインしてベルトを締めるのがいまの気分。ゆえに、ベルトは見せることを前提としたチョイスがこれまで以上に必要。

何を選ぶ? 美しいフレアでお馴染みのラングラーのランチャードレスジーンズがツータック&ストレート仕様に。快適な生地はそのままに、どんな体型の大人でも似合う、より汎用性の高い一本に仕上がっている。思い切って課金すべきは青山のゴダールが手がけるクロコダイルベルト。いまはなきパリ左岸の伝説のテーラーのアーカイブを復刻させた逸品。このクセ強めの美しさが、身体の中心から着こなしを格上げする。

パンツ¥14,080/ラングラー×アーバンリサーチ iD(アーバンリサーチルミネ新宿店) ベルト¥88,000/ゴダール ハバダッシェリー





Fumiya Hirano THE TROUSERSのサイドアジャスタースラックス

07.Fumiya Hirano THE TROUSERSのサイドアジャスタースラックス 【自惚れられるスラックス】

なぜ必要? いろいろ試してきたものの、まだ「あがり」の見えないスラックス。街中でウインドウに映る自分の姿をついつい目で追ってしまうほど美しいシルエットのスタンダードを、そろそろ本気で探す必要がある。

何を選ぶ? 「フミヤ ヒラノ ザ トラウザーズ」はロンドンでカッターとして経験を積んだ平野史也氏によるスラックス専業ブランド。大人がはくべきスラックスとして必要十分な条件が揃っている。「SAVILE ROW」(右)はブラックリネンでサスペンダーボタン付きのクラシックなモデル。「HAMPSTED」(中)はダグデールブラザーズ社のウールギャバジンを使った贅沢な一本でドレープが美しく出る。「REGENT」(左)は英国のビスポークに見られる深めのプリーツを再現。どれもオーセンティックでかっこいいので、まずは試着室で自惚れよう。

パンツ(右)¥53,900・(中)¥50,600・(左)¥53,900/フミヤ ヒラノ ザ トラウザーズ(ノウン)





EMPORIO ARMANIのリネンイージーパンツ

08.EMPORIO ARMANIのリネンイージーパンツ 【純白を乱暴にはく】

なぜ必要? 白いパンツをはくとき、汚れやシワをいちいち気にしているのはミットモナイ。純白の一本をさも気にしていないようにラフにはいてこそ大人だ。白の生地を味わい深く育てたいならコットンよりリネンである。

何を選ぶ? イージーで太くてもドレープがエレガントに出るようにデザインされたエンポリオ アルマーニのリネンパンツ。シワにより美しいラインがほんの少しだけ乱れて粋。

パンツ¥67,100/エンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)






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