世界各地の有名ギャラリーが出展するデザイン、アートの祭典「デザインマイアミ/バーゼル」にてCalvin Klein(カルバン・クライン)が初のインスタレーションを披露。出品されたのは洋服ではなく、椅子。カルバン・クラインのブランドテーマを重ねたCassina(カッシーナ)のアームチェア「Feltri(フェルトリ)」の限定モデルが登場した。



広い会場には19世紀の再生材で製作された一戸建ての“納屋”が出現し、壁には先日パートナーシップを発表した(※)アンディ・ウォーホルの作品が。“アメリカ”を全面に打ち出したこの空間、どこかで見覚えがあるような。実はこの納屋、CALVIN KLEIN 205W39NYC 2018年秋ランウェイショーに登場したもののひとつ。今回はモデルではなく50脚のフェルトリがこれを囲む。



(※)アンディ・ウォーホル美術財団

「フェルトリ」はイタリア・デザイン界の重鎮、Gaetano Pesce(ガエタノ・ペシェ)が1987年にカッシーナのために製作したもので、王様の“玉座”を皮肉に解釈したデザインは木材や金属を使用せず、厚手のウールフェルトを用いているのが特徴。高い背もたれにすっぽり身を預ければ、ふんわり包み込まれてパーソナルな空間を作り出す。アート性と機能性を兼ね備え、今やモダンアートとコンテンポラリーデザインの収集品の主流となっている。

自身もまたガエタノ・ペシェを敬愛する一人としてラフ・シモンズが「cultural correspondence(文化的な交流)」と称したプロジェクトをカッシーナに持ち掛け、今回のコラボレーションが実現。アメリカの伝統、そしてハンドクラフトの象徴であるエアルームキルトを厳選し、これを使用した100脚のフェルトリが完成した。なお、100脚はそれぞれ1番から50番までナンバリングされ、展示された1番から50番までは会場にて購入可能。残りの51番から100番は後日カッシーナを通じて販売予定だ。


カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120-657-889

Photos:© 2018 Delfino Sisto Legnani, © 2018 Stefano De Monte

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