:CASE

移動の多い現代の男性のためのデザイン

“Part of One day”をコンセプトに、日常が少しだけ豊かになるようなプロダクトを展開する「ケイス」は2021年春夏よりブランドスタート。「ネーム」や「ユアセルフ」のディレクター松坂生麻氏が総指揮を執る。移動の多い現代の男性がターゲットで、着用したまま車に乗ってもシワになりにくいジャケットや、自転車に快適に乗れるようにストレッチのきいたシャツなどがラインナップされている。このブルゾンは度詰めのスウェット地なので、洗濯機で洗ってもヘタレにくいのが特徴。スナップボタンを採用することで、楽に脱ぎ着できる。

中島和弥さん / RUNO 美容師
デイリーな使いやすさがきちんと考えられた服

内野賢一さん / 会社員
ジップでなく、上まですべてスナップボタン。アウトドアな雰囲気も残しつつ白単色でまとめられているから手持ちの服とも合わせやすい。サイドにポケットがあるのはいいが、内ポケットがあると100点だった。

秦 拓也さん / BEAMS プレス
フリースに見えて、実はスウェットの裏起毛を表側に使っているという狙いどころがかなり面白い。ネックは高めで丈は短くコンパクトなサイジングなので、アウターの中に着込めるのもいいですね。

ジャケット¥30,800・シャツ¥26,400/ケイス カットソー¥11,000/バトナー パンツ¥199,100/クリスタセヤ(ビオトープ) スニーカー/スタイリスト私物


Cale

キュレーターとしての顔ももつ
デザイナーの斬新なアプローチ

美大出身の佐藤佑樹氏が2018年にスタートさせた「カル」。生地への深い知識と、美大出身ならではのコンテンポラリーなデザインに評価が集まる。また佐藤氏は、東麻布にある同名のギャラリー「カル」でキュレーターも務めており、その多彩な活動もカルらしさを象徴しているのかもしれない。今季注目のセットアップは、ブランドの定番であるウールフェルトの素材を糸から見直し、無染色のナチュラルな色と肌ざわりのいいタッチに。ジャケットは一枚仕立て、パンツはクリースを縫いつけて仕上げた。ラフなのに上品なバランスはカルならでは。

鶴田悠介 / UOMO編集部
こんな楽にキマるセットアップ、あったんだ

津島大地さん / 会社員
柔らかくて、まるでスウェットセットアップを着ているように楽ちん。パンツはセンタークリースをつまんで縫っていたり、裾をロールアップした状態で留めていたり、ラフだけど品のある印象。

高橋宏樹さん / 会社員
クラシックな形をしているけど、裏地がないからサッと気軽にはおれて様になる。今の時代に合ってますよね。ざらついて見える素材も、いざ袖を通して着たらしっとりとして着心地がいい。

ジャケット¥42,900・パンツ¥36,300/カル ラガーシャツ¥7,700・Tシャツ¥2,200/ロサンゼルス アパレル(ダメージドーン セカンド) シューズ¥110,000/カルマンソロジー


A.PRESSE

ワードローブに馴染む、最高に
使い勝手のいい服を生み出す

今季デビューしたとは思えない風格を漂わせる「アプレッセ」。手がけるのは国内外ブランドのセールスなどを行う「アンシングス」代表の重松一真氏。ピーコートやM-65 モッズコートなどベーシックなヴィンテージウェアをベースにしつつ、現代のワードローブと馴染むようにデザインして落とし込んだ服作りが特徴だ。そんなブランド哲学を体現したこのバルマカーンコートもしかり、ベーシックなものをクオリティの高い素材と縫製技術で再構築する。見ただけでは伝わらない、着て初めてわかるこだわりが満載なのだ。

中室太輔さん / muroffice ディレクター
普通なんですよ。最高にいい意味で!

西坂和浩 / UOMO編集部
動きやすい生地の厚さ、自然とAラインに広がるシルエット、ラペルの大きさ、すべてのバランスがいい。ただ大きいだけのアウターが多い中でちゃんときれいに見えるバルマカーンコートにやっと出会えました。

田中 望さん / Revolution PR
光沢のある最高級のシャンブレー生地を使っていたり、縫製にも手間をかけているのは知っているけど、そこをあえて前面に押し出していないのがいいですよね。ゆとりがあるから地厚なニットも中に着込める。

コート¥154,000/アプレッセ(アンシングス) ニット¥30,800/バトナー 中に着たシャツ¥27,380/ギットマン ヴィンテージ(グーニー PR) ジーンズ¥70,400/クリスタセヤ(ビオトープ) シューズ¥19,800/ティンバーランド(ティンバーランド/VFジャパン)


BLUFCAMP

大人が着られるウィットに
富んだグラフィックが見つかる

旗艦店がなく、セレクトショップでのポップアップなどでその名が広まりつつもいまだ謎多きブランド「ブルーフキャンプ」。2020年に某デザイナーズブランド出身者らにより発足。“変化していく時代において、新しいベーシックを追求すること”をテーマに掲げる。スウェットライクなこのニットは、これまで培ったパターンや縫製技術の高さを生かした一着。また、ブランド最大の特徴である、ストリートすぎない大人なグラフィックにも注目。カラーニットの魅力をより際立たせている。

行方 淳さん / エディター
アカデミックなグラフィックが好きですね

眞野聖平さん / 理学療法士
いい意味でダサカワ。これがコットンのスウェットだと普通かもしれないけど、ニットの表情が上品さとダサさのバランスをうまい具合にとっている。グラフィック自体も白の単色なので子どもっぽく見えない。

小澤匡行さん / エディター
ニットみたいなスウェットはこれまでもあったけど、スウェットみたいなニットというアプローチはあまり見たことがないので、新ブランドらしくていいですね。ナイロン混だから綿100%より肉感がある。

ニット¥19,800・シャツ¥19,800/ブルーフキャンプ パンツ¥18,700/リカルド メッサ(アイメックス) キャップ¥4,180/ニューエラ 手に持ったジャケット¥105,600/セラードア(アントリム) 手に持ったストール¥57,200/ジョシュア・エリス(グリニッジ ショールーム)



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Photos:Keita Goto[W] 
Hair&Make-up:SHOTARO[Sense of humor] 
Stylist:Sho Masashi 
Model:Yoshinori Yanagisawa 
Text:Sayako Ono