2021年9月25日(土)、国境を超えて世界中の人々を結びつけるというコンセプトのもと、モンクレールがデジタルショウ「MONDOGENIUS(モンド ジーニアス)」を開催した。同イベントは、5都市(ミラノ、上海、東京、ソウル、ニューヨーク)・11名のデザイナーによるクリエイティブビジョンを堪能できるというもの。

今回ホストを務めたのは、同ブランドのグローバルパートナーで、15回のグラミー賞受賞歴を持つシンガーソングライターのアリシア・キーズだ。ミラノからの生中継でスタートした本イベント。真っ赤なステージに立ったアリシアが登場するとショウの幕開けを感じさせる歓声が! 歌手で女優のヴィクトリア・ソングも上海から生中継で登場し、その後デザイナーたちによるデジタルショウが披露された。イベントの模様は、特設サイトのほか、SNSや各国のオンラインマガジンなど、30以上のプラットフォームで配信。世界中のオーディエンスをモンクレールの“ショウ”という旅へ招待した。

オーディエンスの心を掴んだのは、ミラノから上海、東京からソウル、そしてニューヨークへと、物語が続いていくかのような演出。モンクレールの文化に没入し、その世界観に圧倒された人は数知れず。中でも、注目を集めた3つのクリエイティブビジョンを紹介しよう。


6 MONCLER 1017 ALYX 9SM

破壊的で都会的な作品を創り出す、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・ウィリアムズ。そんな彼のデザイン精神を、自由奔放なミュージシャンのティーゾ・タッチダウンのエモポップサウンドをフィーチャーしたアクトの中で表現。 新曲「I’m Just a Fan」を初披露したティーゾの魅力的でミステリアスなパフォーマンスは、アーティストのDIY的なアートへのアプローチであり、ティーゾが好むDIWYF(Do It With Your Friends)を反映したもの。ニューヨークのアパートを舞台に、ティーゾのトレードマークである6インチの釘を使ったこの作品は、音楽芸術の域に達しており、解釈に自由を与え、マシューのデザインに見られる都会的なウェアを表現している。



7 MONCLER FRGMT HIROSHI FUJIWARA

現実世界とデジタルのギャップを溶解する魅惑的なディスプレイを媒体に、藤原ヒロシの感性を体現化。機能的でありながらミステリアスな7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラを身に纏ったモデルたちを人型サイズのスクリーンを用いてプレゼン。モデルたちのムービーは川崎、石川、ロンドン、ブリストル、バンクーバー、そしてミラノで撮影されたもの。スクリーンは薄暗いスペースに設置され、それぞれが明るいヴィンテージケーブルでつながっている。


8 MONCLER PALM ANGELS

数々の賞を受賞した映像作家でありビジュアルアーティストのアキノラ・デイヴィスJrが特別出演。ミラノのギャラリー「Spazio Maiocchi」に、サンタフェの田舎の砂漠の風景から着想を得たアメリカのヴィンテージショップ“The Dune”を再現し、宝探しをしているかのような感覚を与えてくれる。ここに、8 モンクレール パーム・エンジェルスのアイテムとヴィンテージアイテムが散りばめられ、異なる要素が混ざり合い魔法のように一体化したコレクションを表現した。


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モンクレール ジャパン
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