2020年秋冬に続き、メキシコ人フォークアーティスト、マルティン・ラミレスの作品からインスピレーションを受けたカプセルコレクションの第2弾を発表したルメール。彼の独特な世界を切り取った同コレクションは、魅力あふれるアイテムが揃う。

マルティン・ラミレスとは、死後長い時間が経過してから高い評価を得るようになったアウトサイダー・アートの画家。彼の人生は凄まじく困難なもので、激動の日々を送っていたのだとか。また、成人期のほとんどをアメリカ・カリフォルニアの精神病院で隔離された状態で過ごしたという。そんなラミレスが生み出す作品は、力強く、自身の人生を鮮明に物語るものばかりだ。

彼が何かに取り憑かれたかのように描き続けた具象とも抽象とも捉えられるような膨大なドローイング作品を見ていると、彼の故郷のメキシコと、その後アメリカに渡って紆余曲折があったことを想起させるような不思議な感覚を与えてくる。

そんなラミレスの作品「Madonna」「Boat and Canal」「Landscape」「Horse and Rider」を発展させたのが、今回のルメールのカプセルコレクションだ。ファブリックのサイズに合わせて原画を忠実に配置。ユニセックスのシャツ、トップス、スカート、ドレス、ジャケット、スカーフ、バッグなどをラインナップ。

着ている人の身体の動きに合わせて、キャラクターやシーンが動き出す、まるで洋服が生きているような雰囲気すら感じる。

現在、東京・表参道のSKWAT/LEMAIRE(スクワット/ルメール)では、カプセルコレクションにまつわるショートムービーとマルティン・ラミレスの作品集を展示中。

ルメールのカプセルコレクションを目で見て身体にまとって、ラミレスの激動の人生に触れてみるのはどうだろう。



<問い合わせ>
スクワット/ルメール TEL:03-6384-0237