①スーピマコットンプリントT(半袖) ¥1,990



H條:この柄は・・・困っちゃったクリオネさん?


Y神:おそらく今春夏のテーマ“Quiet Optimism”を象徴する天使かもしれないね。


H條:ジル・サンダーさんの祖国・ドイツにこんなジェスチャーあったかしら。とりあえず、3月19日(金)発売の「+J(プラスジェイ)」を一足お先に試着するルポ記事、後編の「ネイビーじゃないほう編」をお届けします。


Y神:9年ぶりの復活ほか、「+J」のこれまでの経緯に関しては、先日UPした「過去作から大胆予想! ユニクロ「+J」、新作はシャカシャカ、ベージュ、ミリタリー!?」をチェックしてみてください。




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Y神:白Tシャツのワンポイントに使われたカラーパレットは、前編でフィーチャーした2021年春夏を象徴する鮮やかなネイビーだね。とっても瑞々しい。


H條:花紺や茄子紺のような明るいネイビーが載せられたミリタリー調のアイテムは、またもや争奪戦必至。大人男子にとって春夏ワードローブの最右翼になりそう。


Y神:これ、ネイビーだけじゃなくブラックもあるのよね?



H條:はい、そして実はこれ、背中にタブが付いているんです。酸素マスクの固定タブか、機内通話プラグのループなのか、インスピレーション源はわかりませんけど。


Y神:ホントだ。ペロっとめくると「+J」と書いてある!


H條:隠れミッキーみたいな「+J」のタグは、このブルゾンだけのデザインです。


Y神:ネイビーよりもブラック派のH條さんはこちらが買いですね!


H條:あと、こちらの女性がH條さんではないので念のため。ユニクロの広報さんです。いつもいつもありがとうございます。


Y神:ありがとうございます。



H條:そもそもの「+J」のコンセプトは、最高峰のミニマルデザインを駆使した“LifeWear”。カラバリも含め、ファンに確実に響くマーケティングはさすがの一言です。


Y神:うむ。今春夏のカラーパレットはネイビー・ブラック・ホワイトの3色に加えて、ネイビーストライプやコンクリートグレーなど。スタンダードなカラーや柄が徹底的に吟味され、厳選されている気がする。ネイビーやブルーが目立つけど、他のベーシックカラーも使い勝手がすこぶるよい。


H條:そうなんですよ。手前に並ぶカーキとオリーブグリーンのカラーに注目してください。



②スーピマコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツ ¥3,990



H條:では、後編のお勧めアイテムは僕から。「ユニクロ」で定評のあるスーピマコットンを使用したスタンドカラーシャツが大人男子にハマりそう。色はオリーブがいい感じで、まるでミリタリーユニフォームのようです。


Y神:そういえば、前秋冬の「+J」でもスタンドカラーシャツは人気だったよね。襟すらそぎ落とす、まさにミニマリストのジル・サンダーさんっぽいデザインかと。



③オーバーサイズフーデッド ハーフコート(左) ¥14,900



H條:前編で紹介したMA-1風ブルゾンのほかにも春アウターは粒揃い。手前のマウンテンパーカはミドル丈、奥のモッズコートはひざ下まですっぽり。


Y神:オンオフ問わず、ビジネススーツまで対応できそうなライトコートだね。


H條:ディスプレイでは両方ともブラック。3月19日の発売日付近は、このあたりの需要が高いかも。


Y神:この並びを見ると、前秋冬の「+J」のキーヴィジュアルに使用されていたミドル丈とロング丈のダウンジャケットを思い出してしまうよ。



④オーバーサイズフーデッドロングコート ¥14,900



H條:なるほど。この着丈は、爆発的に売れたホワイトのロングダウンを彷彿とさせるかもしれません。価格も今春夏はウールテーラードジャケットが最高値の17,900円で、それに匹敵します。それでも1万円台ですが。


Y神:大人のファッション上級者にはホワイトをリコメンド。ピュアなモッズテイストで攻めて欲しい。


H條:インスピレーション源はアメリカ軍の「M-51」だと思います。ポケットの付き方が本来の斜めフラップではなくシンプルなボックスタイプで、ミリタリー過ぎない普遍性のあるデザインに落とし込まれています。



Y神:ホワイトを試着してみました。パンツを今春夏ならではのネイビーで合わせると、あのエンジェルTシャツのようなパリッと美しいカラーコーディネートが完成するのではないでしょうか。


H條:不織布の白マスクにも合いそうです。



⑤スーピマコットンリラックスフィットクルーT(半袖) ¥1,500



Y神:ホワイト繋がりで無地の白Tシャツもリコメンド。エアリズムでもなんでもない通常のスーピマコットン製。全体的にルーズだけれども、クルーネックの縫製はしっかりしていて、しかも適度な余裕がある。この押し引きのバランスは、絶対に計算しているはず。


H條:ただの白Tシャツでこれだけ語れるとは・・・。


Y神:ミニマルデザインの最終形態かと。さすがジル・サンダーさん。1,500円だし、何枚あってもいいよね。夏のマイ・スタンダードはユニクロユーのエアリズムTとこれで決まりかも!



⑥リラックスフィットポロシャツ(半袖) ¥2,990



Y神:同じくミニマルなポロシャツもお気に入り。袖リブがないデザイン&鹿の子素材ではないカットソー地での提案で、スポーツ感は控えめ。シルエットはリラックスフィットのドロップショルダー。フロントボタンもよく見ると第2ボタンは比翼で隠れているんです。これは「おじさんぽくみえない」ポロシャツの最終形態では?



H條:なんと。第1ボタンのみ主張させるとは、まさにマイナスのデザイン。これもまとめ買い推奨ですね。


Y神:前編で紹介したカーゴショーツとのコーディネートはがお勧め。個人的にはトップス白、ボトムネイビーでユニフォームっぽくいきたい。


H條:非常に純度が高い。これは、ジル・サンダーさんのクリエイションの世界観に近いような気がします。



Y神:おっと失敬、後編では「ネイビーじゃないほう」を紹介するんでした。ナチュラルカラーも優しげでクリーン。ブルー系が多いけど、H條さんが予想していたベージュもちゃんとラインナップされてましたね。


H條:おおもとのミリタリーチノーズ好きにはたまらない。深めのワンタック入りで、締め付けの少ないワイドシルエットを楽しめます。これも、右のフラップポケットのみをそぎ落とすことでオリジナリティを出すという。


Y神:これも、マイナスのデザインかと。



H條:前編でY神パイセンが試着したシャツジャケットの色違いをコーディネートしてみました。裾のドローコードで軽く絞り、そのストレスを開襟カラーで息抜きするような、かつ縦ポケット2つのインパクトもあるという。


Y神:トップスもナチュラルカラーのワントーンでまとめると、ぐっとトレンド感マシマシなコーディネートになりますね。


H條:これもまた、「+J」2021年春夏のテーマである“Quiet Optimism”を象徴するルックかと。穏やかで、前向きな、そんな空気感。


Y神:いかにも。



Y神:今回の「一足お先に試着ルポ」では、「ネイビー」中心の前編と「ネイビーじゃないほう」の後編に分けたわけですが、ネイビー派はここまで豊富にラインナップされているシーズンが今後あるかわからないし、今シーズン独特のやや明るめなネイビーの色調が気に入ったなら、ガッツリ即買いしましょう。


H條:「ネイビーじゃないほう」派、とくにブラック派の大人は年初に発売された「UNIQLO U(ユニクロ ユー)」と比較しつつ厳選チョイスでしょうか。テック素材なら「+J」でコットン派なら「ユニクロ ユー」、ストレートデニム派は「+J」でワイドテーパードデニム派は「ユニクロ ユー」みたいな選び方もありです。


Y神:たしかに。あと試着してみて思ったのは、全体的に昨シーズンよりフィット感はさらにゆったりめ。普段はXLを選ぶことも多いけど、このコレクションではLでいいかなと思うアイテムが多かった。オンライン購入でサイズに迷ったら、下のサイズを選んでもいいかもしれません!いずれにしろ、3月19日の発売日が今から楽しみ。



⑦スーピマコットンプリントT(半袖) ¥1,990



H條:では最後に、「ユニクロ」で配布される冊子「LifeWear magazine」から、ジル・サンダーさんの掲載インタビューをちょいと拝借。


―――ズバリ、ヘルシーであり続けるためには?


ジル・サンダー:「ポジティブであること。自分のクリエイティブな夢をためらわずに実現していくことです」


Y神:ふむふむ・・・って、ちょっと待って。この柄はどういう意味なんですか? ジル・サンダーさん!



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UNIQLO:+J 2021 Spring/Summer Collection
デザイナー:ジル・サンダー / 発売日:2021年3月19日(金) / 発売店舗:全国のユニクロ店舗とオンラインストア
+J 特設サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/collaboration/plusj/21ss/
※価格は全て税別です。

Text: Takafumi Hojoh