6.P.H.DESIGNS / Delta Hooded Vest

厚すぎず薄すぎない正方形のパックが
ダウンベストを選ぶ条件に

イギリスのアウトドア業界の草分け的存在であるピーター・ハッチンソン氏によるダウンメーカー。ダウンウェアも、たっぷりとした長方形ダウンパックはガチに見えるし、ペラペラのインナーダウンだと貧相に見える。そんな文化系の繊細な悩みを解決してくれるベストは、細かな正方形のダウンパックで都会に馴染む。マットなポリエステル生地「DICROS mauri」は洗いざらしのコットンのような肌触りでスウェットとの相性も抜群だ。

7.STONEMASTER / Thermal Pro Knit Pant

クライミングパンツは登るためだけに
あるんじゃない、寛ぐためにあるのだ

対してボトムはアメリカのレジェンド、マイク・グラハム氏が立ち上げたクライミングパンツブランド。「クライミングした後、街で買い物しても恥ずかしくない」ことを考えてデザインしているだけあり、登る機能に偏りすぎないゆとりのあるテーパードシルエット。「POLARTEC」のニットフリースは柔らかく暖かいうえ、股下のガゼットによりどんな体勢でも快適。街でも家でもリラックスして過ごしたい最近の気持ちに寄り添う優しいパンツだ。

ダウンベスト(着脱可能なフード付き)¥70,000/P.H.DESIGNS(グラストンベリー ショールーム) ニットフリースパンツ¥17,800/ストーンマスター(バーリオ) ブーツ¥37,900/レッド・ウィング(レッド・ウィング・ジャパン) Tシャツ¥13,000/SUN/kakke(O 代官山 本店) キャップ¥5,600/カリマー(カリマー インターナショナル) スウェット¥28,000/SCYE×レショップ(レショップ 渋谷店)


8.yamatomichi / Merino Pullover

メリノウールニットを見るポイントは
一に丸首、二にラグランスリーブだ

メリノウールといえば「夏涼しく冬暖かい、天然の調湿機能に加え消臭機能」があることは周知の事実。着回しやすいクルーネックを選ぶことは当然として、次にチェックすべきは袖のつき方。トラッドなセットインではなくアクティブなラグランスリーブがアウトドアウェアの特徴だ。多くのハイカーに愛される山道具のメーカー「山と道」の春らしいグリーンの一枚はセーターというよりロンTと呼びたい。コットンのカットソーとはひと味違う軽やかな大人の雰囲気をまとうには、ニットロンTがいちばんなのだ。

ニット¥11,000/山と道 Tシャツ¥13,000/SUN/kakke(O 代官山 本店)


9.NIKE ACG / Pullover Parka

大好きなスウェットパーカにアウトドアの
ディテールが加わるともっと好きになる

40歳男子のワードローブに年中スタンバイしているスウェットパーカ。ACGのルーズシルエットの一着はよく見ると、フードのドローコードにアジャスターがついたアウトドア仕様になっている。ひもが違う、たったこれだけのことなのに全体の印象はガラッと変わる。さらにカンガルーポケットにジッパーがついているうれしいサプライズも。パーカ×ジーンズの気取らないスタイルが、細かすぎる気遣いが足されることで新鮮になる。

パーカ¥10,000/ナイキ ACG(NIKE カスタマーサービス) シャツ¥25,000/フレッシュサービス(フレッシュサービス ヘッドクオーターズ) ジーンズ¥31,000/ディセンダント ブーツ¥23,000/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン) 時計/私物


10.KAMOSHIKA / Original Zack Hiker20

何かと背負うものが増えてきたから
せめて背中の色だけは軽くしたい

無難な黒のデイパックからは卒業しよう。中身はさておきせめて見た目が軽い、明るいトーンで選び直すべき。高田馬場に本店を構えるカモシカスポーツが、1970年代よりユーザーからのフィードバックを反映させつつ丁寧に作り続けているクラシックデザインのバックパックは、ベージュ地にトリコロールのカモシカ刺繡がチャーミング。普通だけど「それどこの?」と聞かれたい下心も文化系男子の愛嬌なわけで。

バックパック¥10,700/カモシカスポーツ 山の店・本店 ニット¥26,000/アンフィル ダウンベスト(着脱可能なフード付き)¥70,000/P.H.DESIGNS(グラストンベリー ショールーム) パンツ¥43,000/DAIWA PIER39×レショップ(レショップ 渋谷店) キャップ¥5,600/カリマー(カリマー インターナショナル)



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Photos:Masanori Akao[white STOUT]
Hair:JUN GOTO[ota office]
Stylist:Junichi Nishimata
Model:Taku Obata