2017.10.24

「定番」にだって流行がある。選ぶべきパンツとアウターの正解

季節が変われば、気分も変わる。大事なのはその変化を素直に受け入れて、シーズンごとに自分にとっての定番服を考えること。じゃあ、2017年秋冬はどうなのか?
ワードローブに加えるときっと役に立つ、「新しいスタンダード」を提案します。

「定番」にだって流行がある。選ぶべきパンの画像_1

ついに始動。「マッキントッシュ 0001」

BRAND|MACKINTOSH 0001 ITEM|POLICE BAKER COAT

ロンドンコレクションで話題の新鋭デザイナー、キコ・コスタディノフを起用し、今季デビューした「マッキントッシュ 0001」は、ブランドの歴史とアイコンを再解釈しながら新たな可能性を探っていくプレミアムなコレクション。黒一色で統一されたラインナップの中から今回選んだのは、フーデッドのポリスベイカーコートをオーバーサイズのモダンなスタイルに再構築した「これからのスタンダード」と呼ぶにふさわしい一着。コート¥166,000/マッキントッシュ 0001(ドーバー ストリート マーケット ギンザ) T シャツ¥19,000/ウィリー チャヴァリア(ジェットン ショールーム) パンツ¥32,000/イッティビッティ(ストライプスデザイン) シューズ¥21,000/ドクターマーチン(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)


「定番」にだって流行がある。選ぶべきパンの画像_2

誰よりも、ニッポンの40 歳が似合うパンツ

BRAND|COMME des GARÇONS HOMME ITEM|WOOL HERRINGBONE PANTS

洋服好きなら誰でも、若い頃に一度はコム デ ギャルソンの服を身につけたことがあるだろう。しかし20歳で背伸びして着るギャルソンと、40歳になって着るギャルソンは全然違う。ひと目でそれとわかる独特のパターンも、少しひねりを加えた素材使いも、大人になってからのほうが断然「似合う」のだ。そのことに気がつくと、コム デギャルソン ・オムは大人が今着たい新鮮なスタンダードの宝庫。シーズンごとに素材を替えて展開している太めテーパードパンツの新作は、細かいウールのヘリンボーンに製品染めを施し、起毛感のあるふわっとした風合いが特徴。どんな体型でもサマになる懐の深さがあり、40歳の日本人男子に最もすすめたいパンツの一つだ。パンツ¥39,000/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン) シャツ¥30,000/ブルスコ(オーバーリバー) スニーカー¥18,000/スパルウォート(トゥモローランド)


「定番」にだって流行がある。選ぶべきパンの画像_3

名作カーディガンジャケットの実力を知る

BRAND|MAISON MARGIELA ITEM|CARDIGAN JACKET

カーディガンのようにはおれるノーカラーのアンコンジャケットとして2015年に初登場。以来、マルジェラの「カーディガンジャケット」はさまざまなカラーや素材でアップデートされ、きちんと見えながらも堅苦しさのない稀有な存在としてリピーターを生み出してきた。写真はダークグレーのメランジウールフランネル。ほかにウールコットンのマイクロチェックやミラノリブなど、多彩なバリエーションで展開する。共布のスリムパンツを合わせてセットアップで着てもカッコいい。ジャケット¥115,000・ニット¥58,000・パンツ¥65,000/メゾン マルジェラ(メゾン マルジェラ トウキョウ)


オーバーリバー TEL:03-6434-9494
コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611
ジェットン ショールーム TEL:03-6804-1970
ストライプスデザイン TEL:03-5768-2401
トゥモローランド TEL:0120-983-522
ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03-5428-4981
ドーバー ストリート マーケット ギンザ TEL:03-6228-5080
メゾン マルジェラ トウキョウ TEL:03-5725-2414
※UOMO10月号掲載商品につき品切れや取り扱い終了の可能性があります。

Photos: Naoya Matsumoto
Hair:KANADA[LAKE TAJO]
Stylist:Naoki Ikeda
Model:Kohei Ikeue

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