2025.10.09
最終更新日:2025.10.09

初の「夫婦合作」エッセイ。画家・山口晃と妻の梅村由美による食の絵日記『ヒゲのガハクごはん帖』

人気画家・山口晃と妻の梅村由美による食の絵日記『ヒゲのガハクごはん帖』 が10月6日より発売中!(表紙)

伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる人気画家・山口晃。その妻である梅村由美が、山口晃の「食」に対するこだわりを描いたエッセイ本が10月6日(月)に発売された。

自宅で、行きつけの店で、旅先で、場所を選ばず発揮される「ガハク」こと山口晃の「食」に対するこだわり。そんな夫との日々を妻目線から綴る文章に、たっぷりの挿画でガハクが応酬する、ウェブメディア「MON ONCLE」の人気連載『ヒゲのガハクごはん帖』が単行本化された形だ。

人気画家・山口晃と妻の梅村由美による食の絵日記『ヒゲのガハクごはん帖』 が10月6日より発売中!①
「記憶で巡るヴェネチアごはん」より

収録した17のエピソードは、結婚生活初期の衝撃の料理や現在に至る定番メニュー、ふだんのおやつ事情、長野での出張制作時のお弁当日記、さらにはヴェネチア、バレンシア、ニューヨークといった海外での体験など、場所もテーマも多種多様。

人気画家・山口晃と妻の梅村由美による食の絵日記『ヒゲのガハクごはん帖』 が10月6日より発売中!②
「大掃除からの深夜のフレンチ」より

7割超のページにモノクロの挿画が入り、出張制作時に仕上げた作品1点をカラーで収録した一冊。二人の食体験を文と絵の両方から絵巻物のように楽しめる、新感覚のエッセイ本に注目だ。

ヒゲのガハクごはん帖

文/梅村由美 画/山口晃
2025年 10月 6日(月)発売
A5判・208ページ
定価:2,310円


10月16日(木)には山口晃氏の刊行記念トークイベントも開催!
詳細はこちら

梅村由美 (うめむら・ゆみ) 

1968年生まれ。1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2002年に画家・山口晃と入籍。コンテンポラリーアートを扱う複数のギャラリーにて約30年間勤務の後、山口のマネジメントに専念し、その活動をサポートする。本作が執筆デビュー。

山口晃(やまぐち・あきら) 

 1969年東京都生まれ、群馬県桐生市で育つ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる。都市鳥瞰図などの絵画のほか、立体、インスタレーションなども手がける。著書に『ヘンな日本美術史』(祥伝社、第12回小林秀雄賞受賞)、エッセイ漫画『すゞしろ日記』(羽鳥書店)、漫画作品『趣都』(講談社)などがある。

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