2026.06.18
最終更新日:2026.06.18

【シャネル】英国を代表する現代アーティスト、リンダー スターリングの大規模個展をシャネル・ネクサス・ホールで開催【6月25日~8月16日】

【シャネル】英国を代表する現代アーティスト、リンダー スターリングの大規模個展をシャネル・ネクサス・ホールで開催【6月25日~8月16日まで】
Courtesy of the artist and Modern Art © Linder

イギリスで最も影響力のある、型破りな現代アーティストのひとり、リンダー スターリング。アートやカルチャーにおける女性表象を挑発的に問い直し、再定義し続けてきた彼女の個展「LINDER: GODDESS OF THE MIND」がシャネル・ネクサス・ホールで開催される。

1970年代の英国パンクシーンから登場したリンダ―は、写真やフォトモンタージュを大胆に用い、欲望や女性の身体をめぐる既成概念に挑戦してきた。50年以上にわたり制作されてきたフォトモンタージュ作品は、発表当時と変わらぬ鋭さと、現代にも通じる切実なメッセージを放っている。

今回の展覧会では、シャネル・ネクサス・ホールがアーティストと緊密に協働し、その創作の変遷をたどる作品を一堂に紹介。ロンドンのヘイワード ギャラリーで開催された回顧展の流れを受け、英国アートシーンにおいて、フェミニズムの先駆者として独自の地位を築いてきた彼女の存在を改めて体感できる機会だ。

代表作のひとつ「Pretty Girls」(1977年)では、成人向けグラビア誌に掲載された女性像を再文脈化。また「The Principle of Totality」(2012年)では、45点のモノクロポートレートに口紅を引いた唇を重ね、視線の支配性と、女性像が構築され消費される構造を浮かび上がらせている。

リンダーの独特なビジュアル言語は、ハンナ ヘッヒやマン レイらに代表されるフォトモンタージュ表現、さらにはシュルレアリストの幻想的で挑発的な表現から影響を受けている。イメージを可変的な素材として扱いながら、美しさやユーモアを交えて既存の価値観に揺さぶりをかける。

本展は、京都文化博物館 別館での展示を経て、2026年6月25日(木)から8月16日(日)まで東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催。日本初となるリンダ―の大規模回顧展を、この機会にぜひ体感したい。

会期:2026年6月25(木)~ 8月16日(日)

開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)

料金:入場無料(予約不要)

会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F)

問い合わせ:nexus.ginza@chanel.com(シャネル・ネクサス・ホール事務局)

リンダー スターリング (Linder Sterling)

1954年リバプール生まれ。現在はロンドンを拠点に活動。2013年にパリ市立近代美術館で個展「Linder: Femme/Objet」、2020年にケトルズ ヤード(ケンブリッジ)で展覧会「Linderism」、2025年2月にはロンドンのヘイワード ギャラリーで大規模回顧展「Linder: Danger Came Smiling」を開催。作品は、MoMA、テート モダン、ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。

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