2026.02.18
最終更新日:2026.02.18

【シャネル】アメリカ人写真家ロー エスリッジの写真展をシャネル・ネクサス・ホールにて開催【2月25日~4月18日まで】

2026年2月25日(水)より、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて、アメリカ人写真家・ロー エスリッジの写真展が開催される。

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ジャック リプシッツ作 ココ シャネルの石膏像 1921年 CHANEL サングラス 2002/03年秋冬 プレタポルテ コレクション – パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge
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CHANEL ブローチとイヤリング(製作ゴッサンス) 1960年代デ ザイン復刻版 -パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge 

ロー エスリッジといえば、ニューヨーク近代美術館、ロンドンのテート・モダン、ボストン現代美術館などの美術機関に作品が収蔵されるなど高い評価を受ける写真家の一人だ。

実験精神に突き動かされた彼の作品は、ファインアートとコマーシャル・フォトグラフィーの境界を曖昧にし、ファッション誌や広告写真で培った手法をアート作品にも取り入れることで、独自のスタイルを築いてきた。

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CHANEL N°5 1924年 - パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge
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麦の穂のブーケ(製作ゴッサンス) 1969年頃、 花瓶(製作メゾンデスニー) 1930年代 – ガブリエル シャネルの アパルトマン(カンボン通り31番地)蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge

シャネルは、10年以上にわたり、同氏とさまざまな形で協働。近年では、ガブリエル シャネルが大切にしていた所蔵品の数々を探求するプロジェクトを新たに依頼。

その一環として、シャネルの専門誌『アーツ & カルチャー マガジン』に掲載する作品の撮影が行われた。普段は閉ざされている扉の奥へと招かれ、メゾンのアーカイブ施設である「パトリモアンヌ」に所蔵されているアイテムとともに、パリ、カンボン通り31番地にあるクチュリエのアパルトマンに残されたプライベートコレクションを撮影。

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ジャン コクトーからガブリエル シャネルへの手紙 1951年 CHANEL ブローチ 1993年春夏 プレタポルテ コレクション – パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge ©Adagp/Comité Cocteau, Paris, 2025
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クリスタルのフラワーブーケ(製作ゴッサンス) 20世紀 -ガブリエ ル シャネルのアパルトマン(カンボン通り31番地)蔵 CHANEL 麦の穂のブローチ(製作ゴッサンス) 1960年代 CHANEL ペタンクボール 2010年春夏 プレタポルテ コレクショ ン - パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge

本展は、そのフォトコラージュシリーズで構成されており、今回初めて一般公開される形だ。

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エジプトの葬儀用マスク 2世紀 -ガブリエル シャネルのアパルトマン(カン ボン通り31番地)蔵 CHANEL パールネックレスとカメリア 1990年代 - パトリモアンヌ・シャ ネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge

展示作品には、ジャック リプシッツによるシャネルの胸像、ピエール ルヴェルディによる『ミシアのための詩』の手稿、サルバドール ダリとガラによるイラスト付きの献辞本、バレエ「三角帽子」のためのパブロ ピカソによるスケッチ、2世紀のエジプトの葬儀用マスクなど、様々なオブジェが写されている。

エスリッジはオブジェを現代的な小道具と組み合わせて写真作品として撮り下ろし、ガブリエル シャネルのレガシーに新たな側面をもたらした。

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セム作 ガブリエル シャネルとボーイ カペルのドローイング 1913年 - パトリモアンヌ・シャネル蔵 ©CHANEL/Roe Ethridge

日常のモチーフや静物を題材にしながら、現実と虚構、親しみやすさと違和感が交差する世界観を表現してきた同氏の今回の作品では、被写体に新たな関係性やストーリーを生み出すことで、見る人に新しい驚きと発見を届ける。

ガブリエル シャネルの革新的なデザインと芸術への情熱を捉えたエスリッジの写真作品が見られるのは4月18日(土)まで。銀座を訪れた際にはぜひ足を運びたい。

会期:2026年2月25日(水)~4月18日(土)
開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)

会場:シャネル・ネクサス・ホール(中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)

料金:入場無料(予約不要)

問い合わせ:nexus.ginza@chanel.com(シャネル・ネクサス・ホール事務局)

ロー エスリッジ (Roe Ethridge)

1969年フロリダ州マイアミ生まれ。アメリカを代表する現代写真家の一人。20代でニューヨークに移り住み、コマーシャル・フォトグラフィーを通じて自身の創作活動を継続。ファインアートとコマーシャル・フォトグラフィーという二つの領域を横断する制作を行う中で、ビューティー撮影のアウトテイク(未使用カット)が自身の芸術作品の志向と同等のものになり得ることに気づき、ファインアートとコマーシャル・フォトグラフィーの間を自由に行き来しながら作品を制作するようになる。その作品は、シカゴ美術館、カーネギー美術館(ピッツバーグ)、ボストン現代美術館、ロサンゼルス カウンティ美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ニューヨーク近代美術館など、主要な美術館のコレクションに収蔵。彼の写真は『Interview Magazine』、『The New Yorker』、『Vogue』などの雑誌にも定期掲載され、コマーシャル・フォトグラフィーの分野でも広く認知されている。

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