2020.06.07

おしゃれな大人がハマる「作家性が光るボードゲーム」の魅力

周りの人にはちょっと理解されないけれど、買わなきゃいけない理由がある。好きを通り越してもはや偏愛(恋愛?)の域に達してしまった趣味人がコレクションを披露!

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千野文寛さん/
cafe & bar ザ・バールブラザーズ 店主

作家性が光るボードゲーム

立体的なアートワークと攻防のあるルール設計が好み

「子どもと遊ぶボランティアに参加した際、久しぶりにボードゲームに再会。僕も少年時代にはよくボードゲームで遊んでいたんです。懐かしさから買い始めると、細やかな戦略が求められるルール設計や各国のお国柄が反映されたゲームの多様さを知り、その深みに目覚めてしまった。今の好みは立体的に陣地を広げていくゲーム。凝った絵づくりや駒の造形も魅力の一つです」
そう語る千野さんは、この6年間で150種類のコレクションを収集した。
「ボードゲームは本当に奥が深い。作り手にはヒットを飛ばし続ける人気作家もいれば新進気鋭もいます。購入前にウェブで解説を読み込んで細部のデザインも重視しながら購入するのですが、知らないうちに同じ作家のものばかりが集まることもあるんです」

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西部開拓時代の入植者として街を発展させる“HOMESTEADERS”。「建物を建設できるかどうかは競りで争うので、資金のつぎ込み方が白熱のしどころ(笑)」。
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「ボードゲームの聖地、ドイツのエッセンにあるホテルが舞台の“アロザ殺人事件”」。
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「ヴィンテージの“アベ・カエサル”は、カエサルに敬礼という意味の戦車レース。駒の進め方が精密に仕組まれていて、運頼みでは勝てない知能戦」。

Photos:Tohru Yuasa 
Composition&Text:Takako Nagai

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