松坂生麻さん(:CASE デザイナー)

松坂生麻さん(:CASE デザイナー)

柿本陽平さん(柿乃葉 ディレクター)

柿本陽平さん(ブルーム&ブランチ ディレクター/柿乃葉 店主)


Volkswagen Polo R-Line

ゴルフよりひと回りコンパクトなポロ

ゴルフよりひと回りコンパクトなポロ。今年6月のマイナーチェンジでフロントとリアの意匠が刷新されたほか、9.2インチのタッチ式モニターやデジタルコクピットを備えるなど進化。排気量は1.0ℓ、「R-Line」は“走り”を感じさせる内外装が特徴。価格は257万2000円〜329万9000円


タッチパネルのエアコンで運転中の操作性も向上!

「最新のデザインや機能が好きで、タッチ式のエアコンには惹かれます。一方で従来のスイッチ類も残っているのもいい! 各アイコンがどんな機能を意味するかを考えるのが好きなんです。自分が作る機能服のタグにも、クルマや電車など着用シーンを想定した乗り物のアイコンをあしらっています」(松坂さん)

マイナーチェンジ後に装備された「IQ. LIGHT」1
マイナーチェンジ後に装備された「IQ. LIGHT」2

マイナーチェンジ後に装備された「IQ. LIGHT」は、対向車や先行車がヘッドライトの光で眩しくならないように、片側22個のLEDからなる光の向きを自動制御する仕組みをもつ。

フロントマスクは、IQ.LIGHTとグリルのLEDクロスバーがつながって見える演出がなされるように。より洗練された印象が増した。


「左右のサポートが張り出しているので、とても座りやすかった。乗り心地はシートによるところが大きいことを実感!」(松坂さん)

「Tクロスと比べると座面が斜めに下がっていて、これがホールド感アップにつながっている気がします。妻や子供を車内で待つときも、このシートとヘッドレストの柔らかさならストレスを感じずにいられます」(柿本さん)

「自分のお店がある鎌倉は、狭い道が多くて運転に気を遣います。その点、全幅1750mmのポロは小回りもきくし理想的。ヒヤッとする場面もなかったです」(柿本さん)


Poloを試乗してみて…

松坂生麻さん(:CASE デザイナー)

この上質さと安定感、兄貴分のゴルフに肉薄!?
シャープなボディラインと都会的なグレーが好印象。車内は184cmの僕でも窮屈に感じません。高速では安定した走りに加えてトラベルアシストを体感。ボタンを押すだけで前との車間を一定に保ってくれたり、車線をはみ出さないよう補助してくれるなど、とにかく楽で安心! 長距離でも使ってみたいです。

柿本陽平さん(柿乃葉 ディレクター)

軽やかな走りとコンフォタブルなシートに感動
走りはじめてすぐに、乗りやすいクルマだと感じました。コーナリングがとても軽やかで、狭い道もストレスがかかりにくい。加えて車幅が狭いこともあり、初めて乗るクルマとは思えない親しみをもって運転できます。シートも素晴らしく疲れ知らずでした。

Polo 公式サイトはこちら

Volkswagen T-Cross R-Line

2019年に登場した街乗りに適したコンパクトSUV。2021年には輸入車SUVの年間販売台数1位を達成した。1.0ℓのエンジンは余裕の116馬力を発生。スポーティグレードの「R-Line」には、専用のバンパーやホイール、シートなどが備わる。価格は304万3000円~370万8000円


「仕事では自分のブランドの服を20〜30着まとめて運ぶこともありますし、休日はキャンプに行くことも。天井が高いハッチは助かります。広さはポロと近いですが、Tクロスの利点はリアシートを前にスライドして容量を増やせること。倒すこともできるし、このサイズにしては優れた積載力です!」(松坂さん)

Tクロスの全長は、ポロと比べてわずか40mmだけ長い。そのコンパクトさのなかで、切れ上がったサイドラインやフェンダーまわりの造形が見事に躍動感を生んでいる。


Tクロス、ポロともに新世代のデジタルコクピットと
9.2インチのモニターを標準装備!

「一面がモニター化したような最新装備は正直疲れますが、Tクロスもポロもメーターとモニターが独立したまま進化していて使いやすい。メーター部分がマップに切り替えられるのは、視線を動かす必要がないので嬉しいです」(柿本さん)
同社純正のインフォテインメントシステム“Discover Pro”がインストールされており、通話や音楽はもちろん、車両情報なども管理できる。


「一見スポーティなシートはお尻のおさまりがとてもよく、まるで上質なラウンジチェアのよう。助手席との間のアームレストに肘をおくと、とてもリラックスした姿勢で運転できます」(柿本さん)


T-Crossを試乗してみて…

松坂生麻さん(:CASE デザイナー)

街中からアウトドアまで幅広く使えそう
目線が高いので、混雑した街中でも安心して運転できました。特に低速時はハンドルが軽すぎず、適度に接地感があって「運転してる!」という実感が得られてよかった。SUVらしくガンガン使い込む感覚で乗りたくなりますね。そしてこのリーフブルーメタリックという鮮やかな色も、キャラクターとマッチしていると思います。

柿本陽平さん(柿乃葉 ディレクター)

コンパクトSUVとは思えない重厚感
ポロと比べて、Tクロスの方が低速では走り味に重厚感がありました。天井が高くて開放的なのがいいですね。また小さな子供がいると外出時に荷物が増えますし、休日はサーフィンを十数年続けているので、ショートボードまでカバーしてくれる積載力は頼もしいです!

T-Cross 公式サイトはこちら

総評
 2台を乗り比べてみてわかったことは?

松坂生麻さん(:CASE デザイナー)

アクティブに使うならコンパクトSUVのTクロス
両車ともにワーゲンらしい気取らず可愛げのある姿にとても好感が持てました! ポロの軽さやデザインは好きですが、子供ができたときの旅行やキャンプで使うことなどを考えると、Tクロスのユーティリティ性の高さはアドバンテージですね。

柿本陽平さん(柿乃葉 ディレクター)

ポロ=セカンドカーという選択肢もアリ!
鎌倉近郊の狭い道を難なく走るのに、コンパクトカーはやっぱり便利に感じました。ほぼ同サイズのTクロスは積載力も含め魅力的ですが、普段は中型のSUVに乗っていることもあり、妻のセカンドカーとしてもポロは理想的だと思いますね。


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Photos: Kosuke Tamura