2025.12.28
最終更新日:2025.12.28

スバル レガシィ アウトバックで、千葉・一宮に開いた六畳の週末書店へ【おしゃれな大人の愛車とウィークエンド・プレイス】

日々のせわしなさを忘れられる場所に出かける週末こそ、クルマがいい。効率が問われる時代に、運転するだけの時間はもったいないと思うかもしれない。けれど、次第に景色が風光明媚な自然に変わり、空気が澄んでくるとおのずと心も整ってくる。パーソナルな空間に身を置きながら、贅沢な時間を過ごす5組の大人たちを訪ねた。

SUBARU Legacy Outback / 江部寿貴さん(編集者)

書店「We Want BOOKS」

パタゴニア創業者も愛用した、ボードも本も積める「仕事道具」

L.L.Bean EDITION
一宮海岸
一宮海岸にて。営業後は波乗りに来ることも多い。

 都内からアクアラインを抜けて走ることおおよそ1時間半。週末の千葉県一宮町の海岸には、多くのサーファーの姿がある。

 海を愛する編集者の江部寿貴さんは、2025年8月に、一宮海岸から徒歩数分の所にある街のランドマークの一つ、アトランティック コーヒー スタンドの敷地内に、書店「We Want BOOKS」を開いた。

「一宮には、20年以上前からサーフィンをしに来ています。アトランティックさんは2015年のオープン当初から通っていて、そのご縁もあって書店を営むことに。書店は自分だけで編集できるハコという点でも楽しいし、今は一宮に書店がないため、地元の人が本に触れられる場所にもなってほしいなと。週末に不定期で開くから“ゆる本屋”という感じですね」

 そんな江部さんの週末生活の傍らには、レガシィ アウトバックが欠かせない。

「パタゴニアの本社を訪ねたときに、創業者のイヴォン・シュイナードが2代目アウトバックに乗っていると知って、そこからスバル好きに。僕のは3代目ですが、やや丸っこい感じがいい。丈夫なボクサーエンジンのフィールもいいですね。洗車はほぼしたことがないけど(笑)、この道具っぽさが好きです」

ウッドと本革を用いた有機的なインテリア
限定車の「L.L.Bean EDITION」は、ウッドと本革を用いた有機的なインテリアが特徴。あえて素っ気ない鉄ホイールを履かせている。

海の男が千葉・一宮に開いた六畳の週末書店

アトランティック コーヒー スタンド
アトランティック コーヒー スタンドは、プロサーファーの吉川共久さんが営む。
店内にはカルチャー誌やサーフィン誌のバックナンバー、文庫本、貴重な海外のファッション写真集などが並ぶ
六畳の店内には、カルチャー誌やサーフィン誌のバックナンバー、文庫本、貴重な海外のファッション写真集などが並ぶ。近々、新刊の本も扱う予定だ。週末は、早朝からサーファーや地元客が集まってくる。

狭さを感じさせない開放的な空間。椅子に腰掛けて、ゆったりと本を選べる。「基本的には週末の朝8時から14時頃まで営業しています」。詳細はInstagram(@wewantbooks_official)にて。

RECOMMENDED