2026.01.13
最終更新日:2026.01.13

【おしゃれな大人が乗る「Y2Kグルマ」】04|伝統の反逆児、日産スカイライン クーペも20年たつと丸くなる

デザインを評する言葉に「一周回っていい」というのがある。今、20年前のクルマはまさしくそう見えて、再び評価を得ている。実用性もあって価格もこなれているから、狙わない理由はない。

NISSAN Skyline Coupe 350GT / 清野龍太さん(代官山 蔦屋書店 クルマ・バイク コンシェルジュ)

NISSAN Skyline Coupe 350GT / 清野龍太さん(代官山 蔦屋書店 クルマ・バイク コンシェルジュ)

丸テールじゃなくとも輝く
V6 GTの静かな楽しみ

2003年に登場したスカイライン クーペは、日産が北米市場を意識したモデルだった。47歳になるオーナーの清野さんは、当時の印象をこう話す。

「4連の丸目テールランプがなくなって賛否も大きく、僕もなんだこれと思った記憶が。でも20年たつと、この時代にしかないよさもあったんだなと」

縁あって譲り受けたのは、知人の父が新車から乗ってきた一台だった。

「ランチア・デルタの次に乗るクルマを悩んでいたところに不意打ちでした(笑)」

NISSAN Skyline Coupe 350GT / 清野龍太さん(代官山 蔦屋書店 クルマ・バイク コンシェルジュ) 2

走りの魅力を尋ねると、表情が緩む。

「どっしりと落ち着いていて気持ちいい。V6自然吸気の吹き方も素直で、セミオートマも意外と楽しい。GTってこういうことかと腑に落ちました。思いのほか長い付き合いになるかもしれません」

北米を意識したV35型の顔

北米を意識したV35型の顔は、伝統から一歩離れたのびやかな造形。鋭さよりも滑らかさを重視した表情は、いま見ると時代の空気をまとった独自の魅力がある。

本革と人工スエードのコンビのシート

シートは本革と人工スエードのコンビで、スポーティすぎない雰囲気。ゆったりと身体を預けられるシートと視界の広さもポイントだ。

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