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2025.07.25
最終更新日:2025.07.25

【伊達男に見えないアルファ ロメオ】ジュニアは大人男子の心を満たすデザイナーズSUVだ

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この夏、日本への導入がはじまったアルファ ロメオ ジュニアは、扱いやすいコンパクトSUVで、ハイブリッドと電気自動車の2タイプがラインアップされる。セグメント、パワートレインともにアルファ ロメオにとっては初の試みも多く、注目の一台だ。今回は、ブランドの世界観をよく知るクリエイターがジュニアを試乗。新たな時代にむかうアルファ ロメオの印象を語ってもらった。

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アルファ ロメオらしい流麗なライン。全長4195mm、全幅1780mmというサイズは、狭いコインパーキングでの駐車や狭い路地でのすれ違いでも扱いやすい。

小型SUVでもアルファ特有の美意識は健在

「父がアルファ ロメオなどのイタリア車を乗り継いできたことで、子どもの頃から身近な存在でした。でも、MTじゃないアルファに乗るのははじめてです(笑)」

そう言いながらアルファ ロメオ ジュニアの運転席に座ったのは、古江優生さん。写真や動画の撮影を手がけるクリエイターで、自身の美しい作品をアップするインスタグラムのフォロワー数は4万人を超えているから、いわゆるインフルエンサーでもある。アルファ ロメオの世界観を理解する古江さんに、同ブランドのニューモデルに乗っていただくというのが今回のテーマだ。

アルファ ロメオが創立115周年を迎えた6月24日に日本へ導入されたジュニアは、コンパクトなSUV。ハイブリッドモデルの「Ibrida(イブリダ)」と、電気自動車の「Elettrica(エレットリカ)」の2タイプをラインナップしており、今回試乗するのは前者だ。

「父はアルファの156にはじまり、155、147と乗り継いで、今は古いグリーンのスパイダー(Sr.4)に乗っています。僕が免許取り立ての頃は、よく147を借りて地元の横浜や箱根をドライブしました。キビキビと走るハッチバックで、リアウィンドウがVの形になっているなど、デザインにも凝ったクルマでしたね」

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古江家に2014年から19年まであった147 ツインスパーク。免許を取ったばかりの古江さんは、このクルマでマニュアルを練習し、さまざまなところへ出かけた
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大型の液晶パネルを中心にしたインテリアはモダンで機能的。スマホとの連携はもちろん、ワイヤレス充電やリアのパーキングカメラが標準で備わるなど装備も充実。

古江さんは興味津々な様子でジュニアのインテリアを見渡し、手触りを確かめる。

「アルファのデザインは、単にラグジュアリーだとかスポーティということではなく、美意識があると思うんです。このクルマの内装も、自分の知っているアルファからするとタイムスリップしたようにデジタル化してモダンですが、デザインや色使い、テクスチャーなどの高い美意識は変わっていないように感じます。あと、液晶パネルがドライバー側にオフセットしているのも、運転に集中できそうです」

ハイブリッドのシステムを起動して、ゆっくりとスタート。すると「おおっ、めちゃくちゃスムーズですね」と驚いた表情を見せた。マイルドハイブリッド車のイブリダは、低速域や後退のときなどに、モーターだけで走るため、出足もスムーズなのだ。

「父のクルマも僕の愛車もずっとMTなのですが、たまに旅先でATのレンタカーなどに乗ると、自分の意思に沿わない変速をして逆にギクシャクすることがあります。でもこのクルマのATはそれが一切ありませんね。すごく自然なフィーリングでクルマを動かしてくれます」

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1.2ℓの直列3気筒ターボエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたイブリダのシステム最高出力は、145psと充分以上で交通の流れをリードできる。

テーラードセットアップを着てもサマになる

映像クリエイターの目からエクステリアデザインをどう見るかと尋ねると、古江さんはしばらく考えてから、こんな感想を口にした。

「コンパクトSUVって昨今はたくさんの種類がありますが、このクルマは特に埋もれない個性があると思います。例えばスクデット(盾)と呼ばれるフロントマスクや、切り落とされたテールのデザインが、個性とアルファらしさを表現しています」

テールの独特な造形(=コーダトロンカ)については少し説明が必要だろう。コーダトロンカは、イタリア語で「切り落とした尾」を意味しており、自動車界ではテールが垂直に切り立っているスタイルを指す。この形にするのは空力性能を向上させるためで、かつてはアルファ ロメオのレーシングカーの多くが採用していた。

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アルファ ロメオの象徴ともいえるスクデット(盾グリル)。ジュニアは2種類から選ぶことができる。往年のモデルにも採用されていた筆記体エンブレム(写真)をつけたメッシュグリルからは、クラシカルな印象が漂う。
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コーダトロンカと呼ばれる、垂直に切り立ったリア。モータースポーツ界を席巻した、1960年代のアルファ ロメオの名車たちの意匠を現代的に解釈している。

ジュニアに慣れていくにつれて、古江さんがアクセルペダルを踏み込む回数も増えてくる。そして「小気味よく走るあたりが、いかにもアルファのコンパクトモデルという感じがします」と満面の笑みを浮かべた。さらに、このクルマのオーナーになったらどこへ行きたいか、という質問には「山ですね」と即答。

「今日みたいな都市部も似合いますが、快適で楽しいから遠くへ行ってみたいです。最近はトレイルランにハマっているので、ワインディングをドライブして、それから自分の足で山道を走ってみたい。サイズはコンパクトでも荷室が広いから、トレランの荷物も仕事の機材も積めますね。あと、今日みたいにカジュアルな服装もいいですが、コンパクトだけど内外装ともに上質なので、きっちりしたセットアップで乗るのもよさそうです」

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荷室容量はイブリダが415リッター、エレットリカが400リッターと、クラストップレベルの積載性能を誇る。アウトドアのギアから映像機材の運搬まで、幅広く使うことができそうだ。

試乗を終え、古江さんは名残惜しそうにジュニアのスタイリングを見つめた。そして「僕は子供の頃からアルファのエンブレムが好きで、父から譲り受けたものを保管しているくらいなんです」と話してくれた。

アルファ ロメオのエンブレムは、ミラノ市の市章と、かつてミラノを統治していたヴィスコンティ家の家紋を組み合わせたものだ。エンブレムのデザインの根幹となる部分は変わらないけれど、時流に合わせてデザインをアップデートしている。

ジュニアも同様といえる。電動化やデジタル化、コンパクトSUVスタイルなどの新しい領域へのチャレンジと、デザインに対するこだわりや質感の高さ、ファン・トゥ・ドライブといった不変の要素が見事に融合している。

試乗を終えた若きクリエイターは、「古いアルファにばかり接してきましたが、最新モデルにも興味が湧きました」と言ってから、小さくうなずいた。

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古江さんは、イブリダの内外装の色に合わせたクリーンなスタイリングに。「カジュアルも合うけれど、フォーマルな装いにも対応してくれそうです」。

アルファ ロメオ ジュニア イブリダ プレミアム
全長×全幅×全高:4195×1780×1585mm
ホイールベース:2560mm
パワートレイン:1.2リッター 直列3気筒ターボ+モーターシステム
最高出力:145ps
トランスミッション:6段DCT
価格:¥4,680,000

アルファ ロメオ 

TEL:0120-779-159

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