2026.04.23
最終更新日:2026.04.23

最先端のEVが300万円台から!?|日産 リーフ【自動車ニュースタンダード研究所】

思いきった車選びは難しいけれど、いい大人には培ってきた尺度と感性がある。個性ある新定番の車を、自分ごととしてぜひ考えてみてほしい。

NISSAN LEAF

NISSAN LEAF

最先端のEVが300万円台から!?

西坂 生まれ変わった新型リーフ。日産の社運を懸けた一台がついに発売されました。

神保 自信をもって人にすすめたい車になりましたね。そもそも、初代は世界初のEV量産車というインパクトこそありましたが、買うには勇気がいりましたから。当時は航続距離が200㎞も走れなかったですし。

西坂 今回試乗した上位グレードのB7だと、航続距離が700㎞近いですからね。

神保 走りはEV特有の静かで滑らかなものですが、乗り心地は角が取れた適度な硬さがあって、路面の情報を的確に伝えつつも快適でした。パドルシフトで操作できる回生ブレーキのききも自然で、滑らかな走りを邪魔しないのがよかったです。ただ狭い都内では、見た目以上に大きく感じるかもしれないけど。

西坂 セグメントが一つ上のテスラ・モデルYよりは小ぶりですね。日産は運転支援技術にも力を入れていますが、「プロパイロット 2.0」は動きが自然で安心できました。

神保 120㎞/h区間から100㎞/h区間に入ると自動で設定速度が落ちるし、ハンズオンとオフでアンビエントライトの色が変わるのも面白い。安全意識とリンクした仕掛けっていいなと。一方で、B7のテールライトは「二」「Ⅲ」の並びで日産を表しているという、しゃれがきいた一面もありますし。

西坂 3Dホログラムのテールランプや調光式のパノラマルーフなどは、次世代の車らしいギミックですよね。現代を生きていることを実感できる豊かさがある。

神保 それがいいと思います。そして何より、CEV補助金と自治体補助金を使えばB7でも300万円台で買うことができます。一気にこの車格のEVが現実味を帯びてきました。

西坂 そういえば、今回投影した写真は?

神保 私がディレクターを務めるオンラインモーターマガジン「DRIVETHRU®」で、1980年代のBMW3シリーズをEV化するプロジェクトをやって、初代リーフのバッテリーをBMWに移植する前に撮った写真ですね。

西坂 まさか、この新型もいずれは…。

神保 いや、完成度が高いのでこのまま乗り続けたくなると思いますよ(笑)。

大きなウインカーが特徴のフェイス

フェイスは大きなウインカーが特徴。

「笑っているような人懐っこさが感じられます」(神保)。

日産初の電子調光によるパノラマルーフ

日産初の電子調光によるパノラマルーフ。半分だけ暗くすることも可能で、リアだけ明るくできるのも画期的。よく見ると「LEAF」の文字が。遮熱機能付き。

【Spec(B7 G)】

全長×全幅×全高:4360mm×1810mm×1565mm

ホイールベース:2690mm

バッテリー容量:78kWh

最高出力:160kW(218PS)

・航続距離:685km(WLTCモード)

定員乗車人数:5人

運転支援技術:プロパイロット2.0 インテリジェント ディスタンスコントロール

車両本体価格:¥5,999,400(オプション別)

備考:55kWhバッテリーを搭載した「B5」もラインナップ。2026年1月より、CEV補助金は129万円適用される。詳細は「次世代自動車振興センター」のHPを。

神保匠吾

「DRIVETHRU®」ディレクター。BMWのコンバートEVや、移動式充電機《モバイル SS》を考案し活動中。「2026-2027 日本カー・オブ・ザ・イヤー」選考委員。

Instagram:@shogojimbo @drivethru.jp

西坂和浩

「UOMO」編集部員。車、時計、ファッションを中心に担当する。愛車は1970年式のアルファ ロメオ・ジュリア GT1300Jr.のほか、トヨタ86の競技車も所有し、ダートトライアルに本格参戦中。

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