LEXUS(レクサス)のブランドの世界観を体感できる「SENSES -五感で感じるLEXUS体験」というメディア向けイベントが、2025年10月1日(水)に開催された。
バッテリーEV専用車「RZ」の新型モデルが登場
会場には今年の3月に欧州でワールドプレミアされた「RZ」の新型モデルが登場。「RZ」は、今回システムを全面刷新し、航続距離の伸長と充電時間が短縮された。
加えて新しい操舵システムを採用。新たにステアバイワイヤシステムが搭載されている。従来はステアリングとタイヤが機械的につながっていたのに対し、ステアバイワイヤは電気信号によって制御。これによりステアリングギア比を自由に設定することが可能となった。低速時はステアリングギア比を低くすることで、ステアリングを持ち替えなくても進行方向を大きく曲げることができ、高速時はステアリングギア比を高めることで安定した車両挙動を実現。より快適な運転を体感できる。
「運転の楽しさ」を味わえるようにと、インタラクティブマニュアルドライブも搭載。8速の仮想ギアを持ち、手元のパドルでギアを変えると、BEVにもかかわらず変則ショックを楽しめる。またエンジンが搭載されているように感じるサウンドの演出や、視覚的にもシフトアップ・ダウンがわかるようシフトメーターを採用。視覚や聴覚を通してマニュアルトランスミッションを操作しているような感覚を味わうことが可能となった。
内装に使われるシートには視覚と触覚を刺激する工夫も。従来は無地だったのに対し、新型では表面にレーザーで微細な加工が施され、より上質な空間作りが行われている。
日本初のお披露目となる「新型ES」も
ESに順次搭載予定の「センサリー・コンシェルジュ」も公開
エクステリアだけでなく、視覚や嗅覚を刺激する仕掛けも。それが、新型ESから新たに搭載されたセンサリー・コンシェルジュ。室内のイルミネーションやサウンド、香りの機能を持つ空調などが連動し、くつろぎの空間を体感することができる機能だ。
集中を高めたい時、リラックスしたい時など、気分に合わせて色合いや音楽を選んで楽しむことができる。香りはシトラス系の爽やかな香りや、レクサスのシグネチャーマテリアルであるバンブー系の落ち着いた香りなど、5種類から選択可能。
より豊かな生活を体験できるセンサリー・コンシェルジュは、まずは中国市場から投入し、今後国内での導入が検討される予定だ。
車の空間の使い方は変化している。「走って楽しい」「移動に便利」というだけではなく、空間の中でゆっくりくつろぐ、親しい人との特別な時間を作る、自分のモチベーションを車内でコントロールする、など……。新たな需要が増える中で、様々なニーズに応え続けるレクサスから、今後も目が離せない。
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