ヨーロッパと北米で先行展開していたバレンシアガの新フレグランスコレクションが、ついに日本上陸。11月29日（土）より国内の一部店舗と公式サイトにて発売がスタートした。
メゾンの過去から現在へ。時代を超える10種の香り
創始者 クリストバル・バレンシアガが築いた香りのDNAを現代的に再構築したフレグランスコレクションは全10種。伝統的な調香技術とハイテクな香りを融合し、それぞれが予想外の側面を備えた、バレンシアガらしい独創的なスタイルを体現している。
コレクションはその色調の変化にも注目。明るく透明な輝きからスモーキーなニュアンスへと徐々に深まり、不透明な黒曜石のような色合いに。時の成熟を明度の移ろいで表現する。
上の写真の左端、もっとも明るい色調の「ノーコメント」は、松葉のようなサイプレスの清々しさと粗削りなウッディが重なる、静かな自信を感じさせる香り。「ゲタリア」はクリストバル・バレンシアガの生誕地ゲタリアの潮風を思わせるシトラスと海藻アブソリュートが広がり、心を旅へ誘う。「トゥエンティフォーセブン」はバニラとウッディの柔らかなハーモニーが、日常に寄り添うような安らぎを与えてくれる。
象徴的な「ル ディス」は、1947年のメゾン初の香水を再解釈した香りのタイムカプセル。アイリスにバイオレットリーフとインセンスが重なり、優雅で気品のある仕上がりに。創業者の名にふさわしい存在感が漂う「クリストバル」は、希少なウードを中心にパチョリとオークモスが溶け合う重厚でミステリアスな一本。
さらに、華やかなダマスクローズや伝統的インセンスを贅沢に使用した力強いラインナップも揃い、いずれもバレンシアガのクチュールを瓶に閉じ込めたような存在感を放つ。
また、フレグランスのボトルは1947年当時の「Le Dix」のオリジナルを忠実に再現。球体キャップや手結びのリボンは当時のまま、意図的にエイジング加工をほどこし、時の経過を物語るデザインとなっている。
コレクションには、200mlのリフィルや10ml×10種のミニボトルセットのほか、チャームやポーチ、コーム、ミラーなどの小物も充実。「Le Dix」の発表から75年以上の時を経て誕生した全10種のフレグランスコレクション。メゾンのラディカルな精神を体現する個性豊かな香りに包まれ、素肌にもっとも近いバレンシアガをまとう体験を。
バレンシアガ クライアントサービス TEL:0120-992-136
