ヴェネツィアの文化を香りで再構築
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)の美学を香りへと落とし込んだフレグランスコレクションが日本に上陸。2025年11月20日(木)より販売をスタートした。
本コレクションのテーマは“香りのイントレチャート”。ブランドの原点であるヴェネツィアと、象徴的なイントレチャートを起点に、世界各地から厳選した天然由来100%のエッセンスを重ね合わせて5つの香りを構築。南北・東西の文化が行き交う都市ヴェネツィアを、香りによってもう一度編み直した試みである。
5つの物語が織りなす、新フレグランス
では、5つの香りを紹介していこう。
アンジェリカオイルの穏やかな香りとオレンジブロッサムの華やかさを組み合わせ、地中海の太陽を思わせる温かい表情をもつ「コルポ・ディ・ソーレ」。ベルガモットとアイリスが織りなす端整な調べが際立つ「カム・ウィズ・ミー」。「アクア・サーレ」の香りはジュニパーとラブダナムによって、海辺を歩くような静かな高揚をもたらす。また「デジャ・ミニュイ」はゼラニウムにカルダモンを重ね、記憶の奥行きを描くような香り。最後の「アルシミー」はピンクペッパーとミルラが織りなす、軽やかさと深みが共存する一作だ。
まとう人の肌に触れることで香りが立ち上がり、動きとともに表情が移ろう──“香りのイントレチャート”というテーマを、ボトルの佇まいもまた忠実に体現している。波紋のようにゆるやかにうねる半透明のガラスは、ヴェネツィアの干潟や柔らかなレザーを思わせる。
ひとつひとつ異なる気泡を閉じ込めたガラスは、ムラーノ島の伝統的な吹きガラスへのオマージュだ。さらに、台座にはヴェルデ・サン・ドニ大理石、キャップには彫刻的な木材を採用し、すべてがサステナブル素材で構成されている。
真夜中をテーマにした新作「メッツァノッテ」も登場
香りを通してボッテガ・ヴェネタの世界観を味わえる両コレクションは、ともにムラーノ・グラスの流れをくむ曲線のフォルムと、大理石の台座を組み合わせたボトルが魅力。空間にそっと置くだけで、日常の景色に小さな豊かさが加わるはずだ。
フレグランスをチェック!
フレグランスコレクション 100ml 各¥70,400
メッツァノッテコレクション 100ml 各¥75,900
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966















