Aesop（イソップ）の新作フレグランス「Above us, Steorra（アバヴ アス、ステオーラ）」が2025年9月1日に世界同時発売される。価格は50ml 23,870円。全国のイソップ直営店、百貨店カウンター、オンラインストアなどで購入可能だ。
Above us, Steorra
調香師セリーヌ・バレルが手がける「Above us, Steorra（アバヴ アス、ステオーラ）」は、「アンバーと分類されるフレグランスがまだ到達したことのない未知の領域を照らし出す」をコンセプトに、従来のアンバーの概念を覆す「新たな表現のアンバー」として開発された。
「ステオーラ」は古英語で「星」を意味し、常に変化しながら世代や土地を超えて受け継がれていく言語の性質に対する称賛が込められている。「Above Us（頭上）」を加えることで、満天の星空を見上げた時の驚嘆の念を表現した。
セリーヌ・バレルはイソップにとって重要なパートナーで、今回が3作目となる。過去には「タシット オードパルファム」で地中海沿岸の文化と地形からヒントを得たゆず系シトラスノートの香りを、「オルナー オードパルファム」でマグノリアリーフを取り入れた優美さと強靭さの間に存在する詩的な張力を表現してきた。
「スパイスの女王」カルダモンが主役の香り構成
今回の香りの特徴は、「スパイスの女王」と呼ばれるカルダモンを中心とした構成にある。トップノートには、カルダモン、ベルガモット、エレミを配置。スパイシーでフレッシュ、清涼感のある香りでスタートする。
バレルは古典的なアンバー アコードに目を向け、調香の比率を改変した。カルダモンは出来る限り加工が施されていないものを使用し、トップノートではシトラスに近いスパイス、ベースノートでは仄かにきらめく温もりとなって香りの中を翔け抜ける。
アンバーの香気を想像してかたどった「寓話のファビュリスト アコード」は、星が星座を形成するように、フランキンセンス、ラブダナム、バニラビーンを巧みに組み合わせて作られている。本来香りを持たない太古の樹脂の化石であるアンバーに芳香を与え、光を当てて浮かび上がらせる技法だ。
現代の都市生活における日々のルーティーンや街のざわめき、明るいライトの中で星屑のひろがる夜空を仰ぎ、「未知へ飛び込めるだろうか」と自分に問いかける。そんなあなたにこそ体験してほしい「新たな表現のアンバー」。ぜひ店頭でその星座のような香りの軌跡をたしかめてほしい。
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