2021.12.04

「あまりに好きすぎて年間100回以上焚き火をしてしまう」【焚き火にハマりすぎた男たち#02】

大人はなぜこんなにも焚き火にハマってしまうのか…。あまりに好きすぎて年間に100回以上焚き火をしてしまう「サンゾー工務店」 代表のサンゾーさんに話を聞いた。

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サンゾーさん 「サンゾー工務店」 代表

薪の消費量は年間1トン! 理想を追求したオリジナルの焚き火台とは?

男気あふれるキャンプスタイルがインスタグラムで人気を集めるガレージブランド「サンゾー工務店」代表のサンゾーさん。一年中、ほぼ毎週キャンプへ出かけ、薪を燃やす量はなんと年間1トンというから並の焚き火好きではない。

「ブームの影響で、キャンプ場で乾いた良質な薪を買えることが少なくなってきました。なので、わが家では毎回500kg単位で薪をまとめ買いしておいて、自宅のバルコニーで保管・乾燥させています。今年はすでに100回以上焚き火をしているので、このペースで行くと1トンを超えそうです」

約10年前にキャンプを始めて以来、さまざまな焚き火台を試してきたが、どれも一長一短。理想的な一台はなかなか見つからなかったという。

「バイクでキャンプに行くことも多いので、コンパクトに収納できるのは最低条件。加えて、見た目もかっこよくて長もちする焚き火台が理想でした。『ないなら作ろう』ということで、試行錯誤の末、完成したのがブランド初の焚き火台『Rodan』です」

なんと、2021年10月1日にリリースされた初回ロット分は即完売。焚き火好きなキャンパーから早くも熱い視線を集めているようだ。


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「Rodan(a・b)は蛇腹状のパネル構造と追加オプションで組み替えることで、ソロキャンプサイズ(b)から中型(a)、大型サイズの3段階に変化します」。
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これまで愛用してきた焚き火台。「最初に買ったのはスノーピークの焚火台L(e)。折りたためる構造は素晴らしいのですが、重いし大きくてとてもバイクには積めませんでした。次に買ったアシモクラフト(c)は組み立て方が少し複雑なところもありますが、非常にコンパクトになります。燃焼効率が魅力のソロストーブ(d)は炎が見えづらいのがちょっと惜しい」。


Photos:Yasuhiro Hiruma
Text:Tadayuki Matsui

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