
UOMOブランド統括 山崎
GUCCI
1953 コレクション
ホースビットローファー
「実際、何度も買い逃してきた」
思い返せば90年代グッチ、トム・フォード期のホースビット ローファー。あのカッコよさ。長いアッパーがロングノーズのFRスポーツカーみたいだった。現在は捨て寸の長いトンガリ靴を蛇蝎のごとく嫌っているが、あの靴だけは当時買っておけばよかった。
手元にあるグッチのホースビット ローファーは、アレッサンドロ・ミケーレが手掛けたファートリム付きのスリッパ、通称“プリンスタウン”。2015年にファーストコレクションのショーを見たこともあり、記念買いした。
ホースビット ローファーの中でも時代を象徴するようなモデルにばかりに目が行きがちだったけど、数年前から購入をなんとなく先延ばしにしているのが、最もシンプルな「1953 コレクション ホースビットローファー」のブラックレザー。実際に何度か買おうとしているものの、ちょうど探してみるとブティックになかったりして縁がない。ホースビット ローファーの70周年である今年こそは!


1953コレクションと銘打たれているだけあり、今年で70周年。ホースビット ローファー¥117,700/グッチ(グッチ クライアントサービス)

山崎貴之
UOMOブランド統括。ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
グッチ クライアントサービス TEL:0120-99-2177