【人気の水沢ダウン。でも、それだけじゃない】DESCENTE ALLTERRAINの定番と新定番
選び抜かれた実用的な機能で支持を集めるデサント オルテラインのアウター。水沢ダウンの中でも一番人気の高い「マウンテニア」と、コアファンの多いハードシェルジャケット「クレアス」をピックアップ。不動の人気を誇る定番と、オールシーズン使える新定番を比べることで、双方の魅力を感じ取ってほしい。
定番
水沢ダウンジャケット
「マウンテニア(MOUNTAINEER)」

ダウンジャケット¥110,000/デサント オルテライン(デサント ブラン 代官山)
世界中にファンを持つ、
比類なきダウンジャケット
シンプルな佇まいの中に高度な技術を結集した「マウンテニア」は、日本が世界に誇るべき逸品と呼ぶべきダウンジャケットだ。国内でも希少なダウンウエア製造の一貫体制を持つデサントアパレル水沢工場で、特殊な技術と蓄積されたノウハウを駆使し、すべての工程が熟練した職人の手作業によって作られている。水沢ダウンが誕生したのは2008年。2010年に開催されたバンクーバー冬季五輪で日本選手団の公式ウエアとして提供されたことで注目を集め、2012年にデサント オルテラインの始動を機に誕生したのがこの「マウンテニア」なのだ。店舗やウェブストアで完売が続いていたが、一部店舗では再入荷されている模様。気になったら早めにチェックするのが賢明だ。
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熱接着ノンキルト加工により、ステッチを排除しながらキルト加工のようなダウンパックを生成することに成功。これにより縫い目から水が侵入して保温性の低下を軽減。さらに袖など縫製が必要な部分は、シームテープ加工を施すことで防水性を高めている。機能に従ったこれらのソリッドなデザインが醸し出す都会的な雰囲気も大きな魅力。

裏地には光を熱に変換することで保温性能を高める「ヒートナビ」を使用。デサントが独自に開発したこのオリジナル素材は、裏地でも十分に太陽光を取り込むことができ、プラス5度のあたたかさを体感することができるというから驚きだ。

水沢ダウンで使用している羽毛は「DOWNPASS認証」を取得したトレーサブルダウンのみ。これは動物愛護法に基づいて倫理的に飼育・採取された羽毛であり、高い品質基準が維持された羽毛であることの証。どこで飼育され、どのように羽毛を採取されたかなど、購入時のタグに記載されているシリアルナンバーから調べることができる。
新定番
ハードシェルジャケット
「クレアス(CREAS)」

ジャケット¥48,400/デサント オルテライン(デサント ブラン 代官山)
オールシーズン使える、万能すぎる
ハードシェルジャケット
シンプルかつ機能的なパーツのみで構成された「クレアス」は、街で着てもスタイリッシュにキマるデザインながら、本格的な登山にも対応できるスペックの高さが魅力。中に着るアイテム次第でオールシーズン使うことができるので1枚あると重宝すること間違いなしだ。ベースとなるデザインは「マウンテニア」と同じだが、ハードシェルジャケットだからこそ、そのソリッドな雰囲気を存分に堪能することができる。1月にはシルエットを見直し、より快適な着心地にアップデートされた最新モデルが発売予定。まずは現行モデルで都市生活でも役立つ機能を研ぎ澄ましたパーツの数々の魅力に迫る!
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フロントジッパー部分には「デュアルベンチレーションシステム」を装備。2列のジッパーの間にメッシュ生地が配されていて、向かって左側のジッパーを使うと水の侵入を完全に防ぐ止水ジップに、手前にある右側のジップを使うと外から空気を取り込むことができる仕組み。この機能は「マウンテニア」にも使用されている。


襟の内側に配されたジップを開くことで、フードが立体的に飛び出す「パラフードシステム」。使わないときはジッパーを閉めるだけでフードをコンパクトに収納できる仕組み。通常のジッパーを引く方向と逆にスライダーを移動させて少し隙間を作ったら、手で開くことができるので、急な雨でも迅速にフードを出すことができ、水の侵入を防ぐことができる。「マウンテニア」にも同じ機能が搭載されている。

袖口には雨に濡れてもホールド力を保つ「ブロックフィットアジャスター」が。玩具のプラスティックブロックを重ねたときのようにパチンとフィットする感覚が新鮮。面ファスナーのようにニットがくっつくこともないのも地味に嬉しい。

生地とドローコードが一体化した「Cohaesive™コードロックシステム」により、シルエットがスッキリ見える。従来のものより構造が簡素化されているので、素早くウエアのフィット感を調節できるようになり、耐久性も向上した。
お問い合わせ先
デサント ブラン 代官山
TEL:03-6416-5989
「マウンテニア」はこちら▶︎ ハードシェルジャケット
「クレアス」はこちら▶︎
Stylist:Takanori Akiyama[A Inc.]
Composition & Text:Misato Kikuchi