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ビズビムのダウンジャケット
庄 将司さん/スタイリスト
「アウトドアブランドと一線を画す、細かなこだわりが魅力」
「暑がりということもあって、ダウンジャケットを持っていなかったんです。でも、そろそろ挑戦してもいいかなと思っていて。ただ、アウトドアブランドにあるようなテック系は気分じゃない。ダウンパックが表に出ていて、クラシック感のあるものを求めていたら、ビズビムで気分の一着を見つけました。昔ながらのオーソドックスな形ですが、シルバーのスナップボタンが小さく配されていたり、シルエットはモダンだったりで、今っぽい雰囲気がある。ダウンって男っぽいアイテムだと思うんですけど、これはちょっと色気があるところもいい。表面がザラッと艶のある質感も自分好み。ボリュームのあるデザインなので、パンツはシンプルに。コーデュロイ素材のリーバイス519のストレートを合わせました」

「ヴィンテージテイストなドローコードがポイント」
「裾を絞ってシルエットを作って着たいから、ドローコードは必須。しかも、これはコードがゴムじゃなく紐っていうところも古着っぽくて好きです」

「ダウンジャケットのフードって街ではオーバースペックだと思うんです。収納できるようなタイプではなくもともとないタイプ。そんなスッキリした首周りがちょうどいいんですよね」
庄 将司さん/スタイリスト
甲斐弘之氏に師事し、2017年に独立。メンズファッション誌をはじめ、雑誌から広告まで数々のスタイリングを担当する。愛車はBMWのM3とTOYOTAのプロボックス。
Photos:Kanta Matsubayashi
Text:Mayu Yamamoto