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シュタインのオーバーサイズド
リバーシブルダウンジャケット
水澗 航さん/ENKEL主宰
「シンプルに見えて、細かなこだわりが随所に見られるのがいい」
「ロング丈のコートが主流になっていたので、若干飽きてきていました。そこで見つけたのがこのダウンジャケット。オーバーサイズで、ブルゾンタイプよりはお尻が隠れるミドル丈。すごく新鮮に感じました。このくらいの丈だとバランスも取りやすいんですよね。一見シンプルに見えて、リバーシブル仕様だったり、ベストのような雰囲気にもなるファスナーが付いていたり。シュタインらしいこだわりが見えるところが気に入っています。白系のニュートラルな色味も、重くなりがちなダウンに軽さを出してくれるので今季はヘビロテしそうです」

「2枚のシャツがレイヤードされたようなデザインのシャツをインにして、ベルベットパンツでカチッと感が出るような装いに。ダウンはカジュアルになりやすいので、どこか一箇所はきちんとしたアイテムを取り入れるようにしています」

開けるだけで抜け感が出て違った表情を見せてくれる
「袖内側と両身頃脇にファスナーが付いた、開閉することで体温調整だけでなく雰囲気もグッと変えることができるデザイン。アーム部分はダウンだと結構もたつくので、脇が開くだけで動きやすい。でも、しっかり肩まで温かさも確保。ポンチョのような感覚で着用できるのと、モードな雰囲気になるのがいいですね」
水澗 航さん/ENKEL主宰
ブランドプレスを経験後、独立。PR会社「STUDIO FABWORK」を運営しながら、ファッションはもちろんイファッションはもちろんインテリアや家具、食器など、身の回りのものをキュレーションするギャラリーショールーム「ENKEL」も主宰する。
Photos:Kanta Matsubayashi
Text:Mayu Yamamoto