DAY 9

「リーバイス®︎」の
501

松川総さん/スタイリスト

最近はちょっと新鮮味のある細身が気分

「ジーンズは基本的にフィット感と丈で選びます。これはメイデンズショップで1年ほど前に見つけた501ですが、股下がジャストでピンときました。普段、仕事でモデルや俳優さんに服を着せるので、トレンドを意識したり太めのシルエットのパンツも選びますが、そのせいかビッグシルエットはもうお腹いっぱい(笑)。40代に差し掛かり、最近はすっきりとしたシルエットに惹かれるようになりました。今回はアメカジをベースにしつつ、あまり無骨になりすぎないようロゴが可愛いスウェットやキャップでバランスを調整。春の羽織りとして重宝しそうなコモリのミリタリーパーカもコットンシルク特有の上品な光沢感があり、土臭さを消してくれています」

ギミック満載なアイテムと合わせて自分らしく

「このスウェットは50年代のチャンピオンのもの。この時代のスウェットって、どうしても身体にピタピタにフィットするものが多いけど、これは珍しく身幅も広く丈感がジャスト。ここでもやはり丈感が決め手になってますね(笑)。ドロップショルダーで楽チンだし、袖丈も申し分ありません。ネックレスはクロムハーツです」


「古着屋で見つけたUSNのキャップでアメカジを強調しつつ、顔まわりを引き締めてくれるオクタゴンのサングラスを」

「丈感も抜群ですが、後ろ姿を決定づけるお尻周りの収まりも◎。試着するときは、フロントだけでなく、バックスタイルまで注視します」

●松川総/スタイリスト
橋本敦氏に師事後、2011年に独立。本誌では、男らしくカルチャーを感じるスタイリングに定評あり。その他、俳優やアーティストなどのスタイリングなど、幅広く手がける。