30人を毎日更新! 大人の偏愛デニム30DAYS
久しぶりにデニムをはきたい気分になってきた。
UOMOでお馴染みの30人はこの春、
どんなデニムを選んでどうはくか?
個性あふれる着こなしを30日連続でアップします。

DAY 16
「ブルーワーク」の
ホワイトデニム
川辺圭一郎さん/プレス
シルエット、生地、値段、
どれも文句なしのマスターピース
「もともと持っていたホワイトデニムがくたびれてしまい、新しいものを探していた時に見つけたのがこのブルー ワークのデニムです。個人的にメゾンブランドから古着まで、さまざまなホワイトデニムを穿き比べた結果、シルエット、生地、値段のバランスの良さに改めて魅力を感じ購入しました。ホワイトデニムは60年代、ブルージーンズの持つ不良性に対するカウンターとしてリーバイスがリリースしたことがルーツになっており、当時、品行方正に着こなせるパンツとしてアイビーリーガーたちが好んではいていたという背景があります。それを頭に入れつつ、クリーンな雰囲気のコットンカシミヤのボーダーニットと、刺繍が特徴的で不良性も感じられるシャツ生地のブルゾンを合わせたミックススタイルに挑戦しました。広島県産のデニム生地は縦糸が太めで張りがあり、シルエットが際立つところも気に入っています」

小物選びで“自分らしさ”をあれこれ足し引き
「ジョン・レノンが愛用していたことで知られるアルガのヴィンテージメガネで気品と遊び心をプラスしました。普段はクラシックなものやトラッドなアイテムが好きですが、上から下までそれだけで固めるのではなく、どこかデザイン性があったり、捻りのある小物でアレンジするのが楽しいです」

「足元はパラブーツのグルカサンダルを選びました。2年くらい前に手に入れたんですが、ほどよく存在感があり春夏の着こなしのアクセントとして取り入れるのに持ってこいです」
川辺圭一郎/トゥモローランド プレス
吉祥店と丸の内店の販売業務を経て2018年からメンズプレスを担当。ドレススタイルからカジュアルスタイルまで幅広く網羅する。
ジーンズ ¥24,200/ブルー ワーク(トゥモローランド)
トゥモローランド TEL:0120-983-522
Photos:Yoshiko Kojima
Text:Wakako Matsukura