30人を毎日更新! 大人の偏愛デニム30DAYS
久しぶりにデニムをはきたい気分になってきた。
UOMOでお馴染みの30人はこの春、
どんなデニムを選んでどうはくか?
個性あふれる着こなしを30日連続でアップします。

DAY 15
「リーバイス®」の
ステイ・ルーズ
豊島 猛さん/スタイリスト
90年代の空気感を纏った
太めバギーに夢中です
「2020年の秋冬から出ているリーバイスのステイ・ルーズが去年から気になっていまして。UOMO4月号のデニム特集ではバギーテーパードで濃色のものを紹介したんですが、これは同じモデルの色違いです。去年は濃紺やブルー系が好みだったんですが、今季はブリーチ系が気分。アイスブルーみたいなトーンが気に入ってます。黒やネイビーだけでなく、ベージュ系のアイテムとも相性がいいし、合わせるアイテムを選ばないのはありがたいところ。スケーターに人気があるラインで、堀米選手もはいていたことから火が付いたという印象ですね。環境に配慮したヘンプが使われているらしく、ごわつかずとても快適なはき心地。コットンニットのスキッパーはメイアス、その上に羽織っているドリズラーはスティーブン アラン×マクレガーのもの。淡い色味をベースに、ネイビーのキャップとナイキの黒スニーカーで引き締めました」

「ステイ・ルーズの最大の特徴である腰から太腿にかけてのゆとりあるシルエットが気に入っています」

淡いトーンを軸に、定番小物でメリハリを
「トップスもボトムスもゆるくまとめるのが定番。たっぷりボリュームのあるバギーパンツを、裾丈長めでクッションさせてはいています。ブルーのシャンブレーシャツやストライプシャツなど、品のいいアイテムと合わせるのもいいかも」

「足元にはスニーカーやビルケンを合わせたい。今回はナイキのブレザーの黒を選びました。オールドスクールな面持ちが今の気分にマッチしています」
豊島 猛/スタイリスト
2009年に独立。本誌をはじめ、メンズファッション誌や広告、ブランドルックなど、多岐にわたり活躍する。現在、アシスタントを募集中。
Photos:Masaki Fujimura
Text:Wakako Matsukura