Goldwin THE NORTH FACE 神田店の1階はスノーアクティビティ愛好家にとってたまらないラインナップ。高機能スノーウェアや頼れるレイヤリングウェア、ギアが豊富だ。オンピステからバックカントリーまでジャンルやスキルを問わずにマイ・ベストを探せる。 2階にはアウトドアの機能を備えながら日常着にもぴったりなウェアが揃い、街と自然を行き来するライフスタイルに最適。着くやいなや、雪山に焦点を定めるスタイリスト池田尚輝さんは1階を、機能服にもうるさいUOMO読者綾瞳さんは1-2階を行き来しながら、各々、物色。


ガチのスキーウェアを探すスタイリスト池田さん

池田「この冬こそスキーに行きますよ。昨年はコロナで、例年のスキーに行けませんでしたから。スキーウェア選びで大切なのは飽きないデザインと、自分にとって丁度いいコスト。スキー好きとはいえプロスキーヤーではないのでオーバースペックにはなりたくない。耐久性と質とお値段がちょうどよくなる塩梅で探します。にしても、ここのラインナップは上がりますね。ゲレンデ用でこうも好きだと思えるデザインが揃う場所はなかなか無い。雪山で過ごすので機能は必須ですが、普段着と同様、自分の美意識にハマるものを見つけます」。


一方、街で着られるテックウェアに熱中する綾さん

「服のパーツや素材を専門に扱う仕事をしているもので、個人的にアウトドアウェアのディテールに弱い(笑)。珍しい仕様や、技術が凝縮されたパーツに惹かれるんです。自分のライフスタイルの中心ははもっぱら街ですが、アウトドアムードの強いウェアを日頃のファッションに取り入れてミックスするのも気分。しかもゴールドウインって単色のデザインが多いですよね。今気分の淡い色味のカラバリもあってモダン。アウトドア用といえど見た目には都会的だから、どんなスタイリングにしようかと目移りしているところです」。


二人の試着が白熱。

雪山への想像を高める池田さん。ジャケットの上からの腕時計の着用感や、スマートフォンのバッテリーが減るのを抑えられる断熱素材を使ったモバイルポケット、ヘルメットがジャストで収まるフード、チケットホルダーの位置など、くまなくチェック。グローブは柔らかいヤギ革を採用し、3Dカッティングを施したグリップ性の高いものをセレクト。



防風性、防水性、透湿性を兼ね備える3層構造のGORE-TEX素材を使用したスキー用ビブパンツ。滑走時の体の動きに適したエンジニアカットの立体的なパターンに、満足する池田さん。



一方、綾さんが手に取ったジャケットは、ラグランでもセットインでもない特殊なパターン設計。防水性と運動性を高めるための仕様で、脇下には大型のベンチレーションも配される。その動きやすいデザインは、街着を想定する綾さんにとっても理想的。裾内側には取り外し可能なパウダーカフを装備。

両脇裾のアジャストシステム「コヒーシブストッパー」に注目。グローブを着用したままでも操作性が高い仕様で、もともと綾さんがお目当てにしていた珍しいディテール。


雪山派、池田さんセレクトの2STYLE

アリス ジャケット ¥80,300/ゴールドウイン
アリスビブ ¥60,500/ゴールドウイン
中に来たフライ エア ダウン ジャケット ¥38,500/ゴールドウイン
レザーフォームフィッテンググローブ ¥18,700/ゴールドウイン

G-クロノス ダウン ジャケット ¥85,800/ゴールドウイン
ウール ブレンド ソリッド ビーニー ¥4,400/ゴールドウイン
※ビブとグローブは上と同じ



池田「自分らしいスノーウェア、見つかりました。まず左は、アリスジャケットとアリスビブの組み合わせ。どちらもGORE-TEX3層素材で、雪山での信頼感があります。中には軽さが特徴のインナーダウンを着ていて、あえてアウターをシェルにしました。温度調節のしやすさを重視しています。上下をネイビーとブラックで合わせた理由は、小物で差し色を入れた時に馴染みがよくなるから。全身ブラックだと、赤や白の差し色に対して、コントラストがつきすぎてしまう。好みのダークトーンのなかにネイビーがやわらさを与えてくれます。右は、極寒の雪山に出かけるならという想定でアウターをダウンに変更。ウィンターリゾートに行くなら、これくらいの装備がいいですね。トーンをずらしたブルーのカラーブロックは単純に好みです」。 と、シックな色味のゲレンデスタイルを完成させた池田さん。右のスキー用ダウンジャケットでは、耐久性と軽量化を両立し、首元には冷気の侵入を防ぐダウンチューブ入り。


街派、綾さんセレクトの2STYLE

ゴアテックス ダウン ジャケット¥82,500/ゴールドウイン
ビルトイン フィールド ジャケット ¥39,600/ゴールドウイン
※その他私物

アリス ジャケット ¥80,300/ゴールドウイン
ワンタック テーパード デニム パンツ ¥24,200/ゴールドウイン
※その他私物



「どちらも、ゴールドウインのカラーパレットに刺激されたスタイルです。ベージュのワントーンでまとめたコーディネートは抜群の暖かさですが、完全にファッション目線でセレクトしたもの。中に着たジャケットは襟の高さが気に入りましたし、丸みのあるダウンには可愛げがある。アウトドア感と私服のスラックスとのギャップを楽しみながら、きれいなグラデーションにしています。右のブルーのアリスジャケットは鮮やかな色に一目惚れで、今日のようにインナーと色を掛け合わせて着たい。パンツはブルーのデニムがいいですね。ちなみにこのデニム、動きやすさが抜群です。それにしても洒落た防寒ウェアばかり着てみて、雪国にちょっと旅でもしたくなりました(笑)」と、都会派の綾さん。右のデニムパンツは、耐久性の高いコーデュラを織り込んだ生地で、タック入りのテーパードシルエットがモダン。


池田氏と綾氏が、色違いで同ジャケットを選択!

「あれ、僕と池田さん、同じアリスジャケットの色違いを選んでいましたね。」

池田「これは偶然ですね。」

「僕は完全に街目線でしたが、池田さんはスキー目線ですもんね?」

池田「とはいえ、自分も街着にも着まわせると思って選んだんです。薄手だから汎用性が高い。家で収納しやすく、キャンプにも良さそうだし、日常着として使える。雨が降っているロケ撮影の日にも活躍しそう。スキーヤーにとっても、ゲレンデでしか使えない一枚を買うのは勇気が要るものなんですよ(笑)。」

「池田さんなら、街ではどう着るんですか?」

池田「ネイビーのジャケットの中は、水色のモヘアやシャギーニットで、パンツはブラックジーンズとかね。」

「なるほど。今日はゴールドウインのウェアと池田さんのお話で、街派の僕もアウトドアに興味が出てきました。ピクニックとか身近なところから始めようかな(笑)」


Goldwin THE NORTH FACE神田
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6 大栄堂ビル1F/2F
TEL:03-3291-0770 営業時間:11:00~19:00 (時短営業中 通常11:00~20:00)
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Photos:Takahiro Idenoshita
Composition&Text:Takako Nagai