2021.12.13

【大人が履くブーツの正解】チャッカブーツとサイドゴア、今っぽいのはどっちだ?

懐かしくも武骨で安定感のあるワークブーツは、今年のブーツブームの火つけ役。気分の一足は?

【大人が履くブーツの正解】チャッカブーツの画像_1
クロケット&ジョーンズのブーツ

ACrockett&Jones

クロケット&ジョーンズのブーツ

綾 瞳さん(会社員)
ひと目惚れするほどの美しさ。程よいヒールの高さで背筋を伸ばしてくれます。

池田尚輝さん(スタイリスト)
ラストがドレスっぽく、トウから履き口までの立体感がエレガント。個人的にはクレープソールも欲しかった。

1960年代から頑なに木型やデザインを変えることなく受け継がれているモデル。甲の傾斜が大きくヒールカップが小ぶりのため、日本人の足にもフィットしやすい。英国老舗タンナーが仕上げたスエードアッパーに気品を感じる。「チャートシー」¥73,700/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル)

BCOMME des GARÇONS HOMME × NPS

コム デ ギャルソン・オムのブーツ

柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
履くとボリュームがあるが、見た目はスマートでシック。

古明地拓朗さん(レショップ マネージャー)
甲が低い作りで、横から見るとペタッとした感じが好み。僕が好きなワイドパンツと最高に相性がいい。上品だけどゆるさもあり、スニーカー感覚で履ける。

英国靴の聖地ノーサンプトンシャーにて1881年に創業したシューズファクトリー、NPS。現行では展開のないデザートブーツをコム デ ギャルソン・オムが別注。柔らかく歩きやすい履き心地はもちろん、今作だけの特別なピスネームとインソールを纏う。¥64,900/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン)

CSOLOVAIR FOR MHL.

ソロヴェア フォー エムエイチエル.のブーツ

宮本哲明さん(MIYAMOTO SPICE 代表)
この見た目で、重さゼロ(笑)! 着こなしのバランスをとるのにちょうどいいボリューム感。

中室太輔さん(muroffice ディレクター)
さりげなく薫るミリタリー感が男心を刺激しますね。エアクッションソールで長時間履いていても疲れにくそう。

質実剛健なシューズメーカーとして名高いソロヴェアのエアクッションソールは、かのドクターマーチンを生み出すきっかけにも。MHL.との共作はマットな質感の逸品。足首の高さに合わせた現代的なプロポーションが特徴的。「MHL. POSTMANS BOOT」¥58,300/ソロヴェア フォー エムエイチエル.(MHL.)


ブランドストーン、ジェイエムウエストンのブーツ

DBlundstone

ブランドストーン、ジェイエムウエストン、のブーツ

石田達也さん(スティーブン アランアシスタントバイヤー)
実は普段からこのブーツを愛用しています! 雨の日の頼れる相棒です!

綾 瞳さん(会社員)
ファッションというより、もはやギア。アウトドア感強めのブロックソールも黒×黒の配色で大人な仕上がり。

足首にフィットする高伸縮のサイドゴア、クッション性とグリップ力に優れたソールで、ノンストレスな履き心地を実現。堅牢なレザーアッパーは雨風にさらされる過酷な環境でもタフさをキープ。「BS558」¥27,500/ブランドストーン(シードコーポレーション)

EJ.M. WESTON

ジェイエムウエストンのブーツ

宮本哲明さん(MIYAMOTO SPICE 代表)
ジェイエムウエストンのイメージが一新されるほど格段にクール。上品だけど、あえて履き込んで自分らしくラフに使いたい。

田中 遥さん(フリーPR)
しっかりした作りだけど、履き心地は柔らかい。肌に吸いつくようなフィット感に感動。レザーやソールのきめが美しく、シャープな印象が気に入った!

ブランドを象徴するサイドゴアブーツ、#705。緻密に計算されたパターンをもとに特別なシングルピースで仕立てられた。象徴的なセンターのクリースラインは職人の手仕事がなす芸術。¥176,000/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)


トリッカーズ、オーラリー メイドバイ フットザコーチャーのブーツ

FTricker’s

トリッカーズのブーツ

柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
脱ぎ履きしやすいのは僕の中で高ポイント。見た目以上にソールもソフトでした!

古明地拓朗さん(レショップ マネージャー)
今は意図的にボリュームを出してるブーツが多いけど、履いてみるとわかる自然なぽってり感がしっくりきた! サイドゴアの入れ方が大胆で、足元のアクセントにぴったり。

定番にはないシンプルなチェルシーブーツを、甲が低く爪先まわりがシャープなフォルムで現代的に再構築。グリップと衝撃吸収性に優れるリッジウェイソールを採用し、悪天候でも快適に過ごせる。「M6551」¥96,800/トリッカーズ(トリッカーズ 青山店)

GAURALEE MADE BY FOOT THE COACHER

オーラリー メイドバイ フットザコーチャーのブーツ

池田尚輝さん(スタイリスト)
スクエアトウ×厚底はやや個性的だけど、パンツの裾をためて履いたらよさを発揮できそう。

綾 瞳さん(会社員)
履くと意外とシャープに見えるのが面白い。ただ、このドレス感に着こなしが引っ張られるかも。

木型から作り上げた珠玉の一足。程よいスクエアトウでモダンな面持ちに仕上がった。ビブラムソールで見た目に比べて軽い履き心地に。「LEATHER SQUARE BOOTS MADE BY FO OT THE COACHER」¥86,900/オーラリー メイドバイ フットザコーチャー(オーラリー)


試着メンバー

綾 瞳さん(会社員)

池田尚輝さん(スタイリスト)

石田達也さん(スティーブン アランアシスタントバイヤー)

古明地拓朗さん(レショップ マネージャー)

田中 遥さん(フリーPR)

中室太輔さん(muroffice ディレクター)

宮本哲明さん(MIYAMOTO SPICE 代表)

柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)




Photos:Yuhki Yamamoto 
Stylist:So Matsukawa[TRON]
Text:Hisamoto Chikaraishi Kohji Ogata

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