1950年代におけるスキューバダイビングは、極めて危険で困難な軍事活動だったという。


潜水中に利用できる唯一の道具が時計であったことからプロ仕様のダイビングウォッチへの需要が高まり、この需要に応えるかたちで、スイスに拠点を置く高級時計ブランド「Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)」が独自の機能を開発。


1959年に開発された画期的なその機能こそ、水面に戻る時間をアラーム音で知らせてくれる自動巻ムーブメント「メモボックス」だ。



誇り高きダイバーズウォッチの伝統を受け継ぐ新作として、「ジャガー・ルクルト ポラリス・マリナー・メモボックス」が今秋新たにリリース。


異なる質感で仕上げられた3つの同心円で構成されたダイヤル、大胆な台形インデックス、3つのアラビア数字の配置に至るまで、時計職人の卓越した技術と繊細なる美学が反映されている。



この発売を記念して、2018年1月より「ジャガー・ルクルト」の顔である“フレンド・オブ・メゾン”を務める世界的俳優のベネディクト・カンバーバッチを起用したショートムービーを製作。


タイトルは『In A Breath』。


ニュージーランドのラキノ島で撮影された本作は、ベネディクトがプライベートでも実践しているという瞑想とダイビングの相似点、そして時間感覚に与える影響を描いている。まるで映画のような1分26秒だ。



目を閉じたベネディクトは独白する。


瞑想とは心の平静とともに、他との繋がりや生きていることの実感をもたらし、自らのパフォーマンスに意識下で影響を与えるある種のゾーン。同じくダイビングも、瞑想と同様に現世の感覚を失うことを必然とし、己との対峙を強いるという。



だが1つ、不可思議な感覚が去来する。


ここから離れて他者と繋がりたいという、孤独の深淵とまったく相反する“生”の意識だ。



そしてまた、ベネディクトは浮かび上がる。


左腕の「ポラリス・マリナー・メモボックス」が放つグラデーションブルーは、耽美な水面のよう。孤独に寄り添う太陽が沈み行くとき、その永遠と、相反する時の鼓動が生き生きと共鳴し合うのだ。



ベネディクト・カンバーバッチに魅了されてしまった“40歳男子”諸君。まずは瞑想して、落ち着いて購入計画を立てよう。




Jaeger-LeCoultre:ジャガー・ルクルト ポラリス・マリナー・メモボックス
サイズ:42mmx15.63mm / ムーブメント:ジャガー・ルクルト製キャリバー956(機械式自動巻) / 主な機能:時・分・秒表示・日付・アラーム・逆回転防止インナーベゼル / パワーリザーブ:45時間 / ケースとブレスレット:ステンレススチール製 / ケースバック:オープン / 防水性:30気圧
問い合わせ先:ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833
www.jaeger-lecoultre.com

Text: Takafumi Hojoh